SSブログ

おいしい台湾旅行記 3日目 阿里山 その4 [台湾旅行記]

さてホテルに帰って朝食を食べ、行きに乗った汽車を待っていると時間が
かかるので、バスに乗って嘉義に帰ることにしました。
送迎バスに乗せてもらって阿里山臨時駅近くまで行き、観光案内所のお兄
さんにバス停を教えてもらってさて切符を買おうかなと思っていると、今
質問したお兄さんが全速力で走って来るではありませんか。

お兄さん「バスに乗りますか?」
私     「はい(だからバス停の場所、聞いたんやろ)。」
お兄さん「バスは来ません。」
私     「?! 嘉義行きも、台北行きも?」
お兄さん「はい。」
私     「なぜ?」
お兄さん「道が…壊れた…。」
 私    「えっっっっ! 昨日? 一昨日?」
お兄さん「1ヶ月前。」

絶句…。どうしよう。ホテルのフロントの人は、ニコニコしながら送り出
してくれたのに…。聞いてないぞぉ!
あたりに人が、集まって来ました。アホで可哀想な日本人が騒いでいるので、
様子を見に来たのでしょう。日本語を話せるおじいさんが、いろいろ交渉
してくれました。その結果…。

方法その1 汽車で帰る。     
→これは時間がかかるので、却下。
方法その2 タクシーで帰る。
→ただしタクシーが山の下からお客さんを見つけて上がって来た時に限る。
 いつ来るのかわからない。1000元ぐらいか?
方法その3 近くのお店屋さんのワゴンで降りる。
→聞いてもらったが、下に降りる車がないので×。
方法その4 店に行って、強引に車を出してもらう。
→2000元かかるらしい。高過ぎだな。

仕方ない。しばらく様子をみよう…。
とそこへ、1台のワゴンがやってきました。2人お客を、乗せています。
見ると、昨日のお金にものを言わせているおじさんとその彼女…!
お金にものを言わせているワゴンに乗るのも嫌でしたが、背に腹は代えられず
乗せてもらうことにしました。1000元。
悪口は、言うものではありませんね。逆に助けられてしまいました。
まぁ、おじさんも、出費が半分で済んだようです。

ところがこのワゴン、まぁ速い、速い。汽車で3時間30分、バスで2時間30分
かかるのに、1時間30分で嘉義まで着きました。その代わり、ここは道路じゃ
なくてサーキットかと思うほどの速度で爆走です。
さらにバス道は崩れているので、道なき坂道を走ります。でんぐり返りをするか
と思うほどの道をどんどん進み、生きて帰れたのが不思議なくらいです。

恐怖のワゴン車内


nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 4

にょろ

爆走、お疲れ様でした。
お金にものを言わせているおじさんも、役だったようで、、、。
by にょろ (2005-10-13 21:44) 

ラブ

やはり哀しいかな、人間「困った」という時には「お金」が
ものを言いますね。時間がたっぷりあれば、よかったの
ですが…。

ワゴン車の中でおじさんと話しましたが、本当にバブリー
な方でした。何の仕事なのか、見当つきません。
あまりそばに、寄りたくない感じでしたよ。
お姉さん、平気なのかなぁ…。
by ラブ (2005-10-14 09:12) 

こんにちは。
大変でしたね!台風で壊れたんでしょうか?お疲れ様です。
私は台湾の運転手さんのドライブ、ジェットコースターみたいで大好きなのです!
だからある意味、うらやましいです(w
by (2005-10-17 15:54) 

ラブ

うーん、ジェットコースターといえば、そうですね(笑)。
警察を気にしながら恐々飛ばすより、ある意味爽快かもしれません。
運転手のお兄さんがなかなかのイケメンでしたので、外を見ずに
バックミラーばっかり見てました(^^;)。
by ラブ (2005-10-17 19:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0