（有松）→鳴海→宮 10.0km

翌日は、有松から七里の渡しの「宮」まで歩きました。
昨日から4回目の名鉄・有松駅。


昨日も歩きましたが、有松って古い町並の残る素敵なところですね。
絞り染めのお店。


「絞り」という名産品があったから、その財力で町を維持してこれたので
しょう。








知立と同じで、ここでもからくり人形のついた山車が保管されています。


でも一転、すごい道路を建設していて、名古屋ってお金持ち…と感心。


しばらく歩くと、「鳴海」の宿に入って来ました。



鳴海（名物有松絞）

鳴海の町も、有松ほどではないですが、ところどころ古い建物が残されて
います。


常夜灯。


天白川を渡ります。




笠寺一里塚。


笠寺は、観音様で有名です。大須観音と並ぶ名古屋の名所。


荒れて雨ざらしになっていた観音様を、雨の日に笠で覆ってあげた娘さん
に藤原兼平が一目惚れしてお嫁さんにしたとか。その人が玉照姫で、その
後お寺が建てられ、笠で覆ったので笠覆寺と名付けられ、笠寺という地名
になりました。玉照姫は究極の玉の輿なので、縁結びの神様として人気が
あります。


笠寺から呼続（よびつぎ）駅までは、呼続という町がずっとありました。
1丁目から5丁目ぐらいまである長〜い町で、東海道に沿って駅2区間分あ
ります。「まだ呼続？」と呆れながら歩いていました。おかげで、アッと
いう間に「宮」に近づきます。

山崎稲荷。


山崎川を渡ります。


名古屋の中心地に近くなっても、やっぱり相変わらずの歩道橋。


伝馬町商店街。


また歩道橋か…と思ったら、この歩道橋の上にはやけに人がいます。


ここを通っていたのは、「あつた蓬莱軒本店」に向かう人々。
すごい行列ができていて、2時間待ちでした。以前2度ほど行った時より、
混雑がひどくなっていますねぇ。そこまで待つほどのお味ではない気が。


そしてそして、宮の渡しが見えて来ました。


一度「七里の渡しツアー」でお邪魔しているので、感動はやや少なめ。
でもこれで愛知県はおしまいか…と思うと、淋しい気がします。
静岡が長かったので、短く感じるのですよね。


次回は、海の向こうの三重県から。




宮宿→

佐屋街道方面へ
宮宿→

コメント 1

あの道路を作っているのは国ですよ。
別に名古屋が金持ちだからではありません。

by fanta (2012-02-25 08:29)