日本料理 しのはら 滋賀 おいしい和食→銀座に移転

東海道の途中、三雲の付近においしい和食がある…と聞いて行って来ました。
東海道を歩いていなければ、たぶん寄ろうとも思わないお店です。
朝、三雲−甲西間を歩いた後、甲西駅前に置いた車で出発します。

普通のお家で、なかなか発見できず…。


玄関先で、「ここかなぁ」「時間がちょっと早いけど、入っていいかなぁ」と
もめていて、中に入ったらもう係の方が正座して待っていらっしゃいました。
恥ずかしいです(^^;)。


完全予約制、個室で食べるお食事です。6,000円のコースをお願いしました。
前菜は、北海道厚岸産ウニと蟹のジュレ。このように、全国各地の食材を使っ
ています。


大間のマグロ、鰹などのお刺身。鰹、一切れが大きかったです。


アンティークな器が登場。


箸休めのお赤飯。


鱧とお魚が入った椀物。


鮎はまるごと食べられました。フォアグラ羹があったりして楽しめます。


料理する前に板さんが動いているのを見せてくれた伊勢湾産天然伊勢エビ。


トーストにフォアグラを乗せたもの。まずいわけがないし。


ウニご飯。かすかにウニの香りが…。もちろんお代わりしました。


デザートとコーヒー。







先日出かけた草津の「滋味 康月」のお料理はシンプルで、地産地消、どちらか
というと京都の日常を切り取ったような感じでした。おいしいご飯、おいしい
おばんざいを高級化したような、派手さはないけど日本人でよかった…と思わ
せてくれます。

今回の「しのはら」は、それに比べれば派手。高級な食材を使い、新しいもの
を取り入れ、盛りつけも華やかです。

どちらがよいかはまったく比べられませんが、たまに行くなら「しのはら」、
通いたいなら「康月」でしょうか…。どちらにしても、両方滋賀県にあるのが
すごいですし、両方とも非常に敷居の低い来店しやすいお店です。しかも二つ
の店ともオーナーが若い！　スタッフが若い。

こういうお店がどんどん増えると、楽しいですね。大阪には、こういう勢いが
どうもありません。