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クライマーズ・ハイ&王の男&イブラヒムおじさんとコーランの花たち&ウォッチメン [映画・演劇・コンサート情報]

2008年公開のなつかしい映画ですが、「クライマーズ・ハイ」。
日航ジャンボ機墜落事故の話ですが、群馬の地方新聞社の記者の目線で描かれて
います。同じテーマを映画化した「沈まぬ太陽」よりは、作品に重みがあった気
がします。俳優さんも、芸達者な方が多かったですし。「カーネーション」で人
気が出た、尾野真千子さんも出てました。
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続いて「王の男」。2005年の韓国映画。
イ・ジュンギ、きれいですねぇ。ものすごく色っぽいです。
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物語の流れは、韓流ドラマで繰り返し語られる「廃妃尹氏」と燕山君の「士禍」
の話が下地になっているので、少し新鮮みがない気がしました。ただ綱渡りを特
訓してマスターしたぐらい役にのめり込んだカム・ウソンの演技は、凄みがあっ
てよかったです。


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「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」。2003年作製のフランス映画。
イブラヒムおじさんは、オマー・シャリフが演じています。往年の映画スターの
ようですが、さすがに渋いですね。
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淡々としたフランス映画らしい描き方で、親子の関わりや宗教、少年が大人にな
っていくということ、人生観などを見せてくれます。主演のピエール・ブーラン
ジェはなかなかの雰囲気を持った子で、よい俳優さんになりそうです。

これ、アメリカ映画で描くと深みが出ないのに、なぜヨーロッパ映画だと自然な
感じになるのでしょう…。歴史の差なのかなぁ。


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最後は「ウォッチメン」。
「キック・アス」と同じアメコミですが、こちらは想像を超える残虐表現続出で
す。何度も目を伏せました。バットマンの「ダークナイト」「リターンズ」に似
た感じの設定ですが、さらに上を行きます。アメリカらしいと言えばらしいです
が、ヨーロッパ映画が続いた後で観ると凄まじい衝撃を受けました。
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事前にこのコミックの知識があると、おもしろいと思います。それなりに内容は
ある映画なのでしょうが、とにかく映像的にNG。夢見そうです(;_;)。


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