桃俣→山粕→田口→諸木野 12.7km [伊勢街道ゆっくり散歩・完歩]
この日は、いよいよ鞍取峠を目指します。「お伊勢まいりしてこわいとこどこか、
飼坂、 櫃坂、鞍取坂、つるの渡しか宮川か」と唄われた難所です。
ところがまたまたホテルを出た途端に雨が降り出し、バスに乗った頃には滝の雨。
昨日に続きお話好きの運転手さんに「怪我をしたら危ないから、帰る勇気も必要」
とお説教をされ、迷いましたが発車の時間となりました。バスに乗ってしまうと、
次のバスが夕方までないのですよね…(笑)。
桃俣口でバスを降りた時は大雨。
しかしバス停を降りてお茶を自販機で買っているうちに、何と雨が止みました。
連日の晴れ女っぷりが、ちょっと不気味です。取りあえず歩くことに…。
白髭稲荷神社。
ところが、ここでまた道を間違えました。
伊勢本街道は、基本的に関西から伊勢へ行く方の道標を作ってはいても、私たち
のように逆走する人を考えているわけではないので、迷ってしまうのです。
この道、右へ行かなければいけないのに、左へ行ってしまいます。
あまり人が歩いていないような道で、おかしいなぁ…と元に戻りました。
分岐点に戻って、先ほどの右の道が正解だったと判明します。がっかり。
こっちです。
霧もある中、やっと鞍取峠を越え、
山の下の休憩所に入った途端、また雨が降り始めました。本当、気持ち悪い…。
トイレに行っている間に雨は止み、山粕宿に向けて歩行を開始します。
「めだか街道」の旗が、いっぱい立っています。
よく見かける、屋根の大きい造りのお家。
街道の脇のおうちには、なぜか水槽が…。めだか?
山粕峠を登ります。
道標。これがあると、ちょっとホッとします。
峠に着きました。
平地に出て安心しましたが、ここはまだ山道の途中でした。
専明寺。境内の中を突っ切って、街道が走っています。
廻国供養碑。
山粕峠から次の石割峠の間は、集落も少なく、完全に下がりきらずに山道がまた
登りへとつながっていました。
雨は止んでいますが、道は川になっています。
愛宕神社。
石割峠を越えて、諸木野の集落に出ましたが、
またここで決定的に道を間違えました。一番下の「諸木野本街道」という舗装さ
れた道を、歩いてしまったのです。
坂を下っても伊勢本街道の道標はないし、おかしいなぁ…と思いながら歩いてい
ると、2匹の犬を散歩させている方に出会いました。
私「この道、榛原に出ますか?」
彼「国道に出るけど、出てからさらに5kmぐらいあるよ」
私「あっ、じゃあ歩きます」
彼「バスもあるけど…、でもすごく歩くよ」
こんなやり取りをして別れました。
伊勢本街道の教訓!
1.道は、関西から伊勢方面へ歩くべし。
2.小さな目立たない看板であっても、必ず立ち止まって道を確認すべし。
後半は雨が降って来て、バスも後1時間はありませんでした。仕方ない、歩こう!
きつい峠を3つも登り降りした足は死にそうで、道も間違えてるし気力down。
ところが間違えた場所から3.5kmぐらい行ったところで、あれ?さっきの方がト
ラックで走って来てくれました。「乗せてあげるよ〜」、ワンコも一緒です。
地獄に仏とはこのこと(涙)。わざわざ戻って、追いかけていただいたんだぁ…。
そして榛原駅まで送って下さいました。感謝感激。奈良の人、大好き♪
見て下さい、この間違えっぷり。ほとんど迷子です。
赤い道が私が歩いた所、緑の道が正解の伊勢本街道です。
諸木野宿→
飼坂、 櫃坂、鞍取坂、つるの渡しか宮川か」と唄われた難所です。
ところがまたまたホテルを出た途端に雨が降り出し、バスに乗った頃には滝の雨。
昨日に続きお話好きの運転手さんに「怪我をしたら危ないから、帰る勇気も必要」
とお説教をされ、迷いましたが発車の時間となりました。バスに乗ってしまうと、
次のバスが夕方までないのですよね…(笑)。
桃俣口でバスを降りた時は大雨。
しかしバス停を降りてお茶を自販機で買っているうちに、何と雨が止みました。
連日の晴れ女っぷりが、ちょっと不気味です。取りあえず歩くことに…。
白髭稲荷神社。
ところが、ここでまた道を間違えました。
伊勢本街道は、基本的に関西から伊勢へ行く方の道標を作ってはいても、私たち
のように逆走する人を考えているわけではないので、迷ってしまうのです。
この道、右へ行かなければいけないのに、左へ行ってしまいます。
あまり人が歩いていないような道で、おかしいなぁ…と元に戻りました。
分岐点に戻って、先ほどの右の道が正解だったと判明します。がっかり。
こっちです。
霧もある中、やっと鞍取峠を越え、
山の下の休憩所に入った途端、また雨が降り始めました。本当、気持ち悪い…。
トイレに行っている間に雨は止み、山粕宿に向けて歩行を開始します。
「めだか街道」の旗が、いっぱい立っています。
よく見かける、屋根の大きい造りのお家。
街道の脇のおうちには、なぜか水槽が…。めだか?
山粕峠を登ります。
道標。これがあると、ちょっとホッとします。
峠に着きました。
平地に出て安心しましたが、ここはまだ山道の途中でした。
専明寺。境内の中を突っ切って、街道が走っています。
廻国供養碑。
山粕峠から次の石割峠の間は、集落も少なく、完全に下がりきらずに山道がまた
登りへとつながっていました。
雨は止んでいますが、道は川になっています。
愛宕神社。
石割峠を越えて、諸木野の集落に出ましたが、
またここで決定的に道を間違えました。一番下の「諸木野本街道」という舗装さ
れた道を、歩いてしまったのです。
坂を下っても伊勢本街道の道標はないし、おかしいなぁ…と思いながら歩いてい
ると、2匹の犬を散歩させている方に出会いました。
私「この道、榛原に出ますか?」
彼「国道に出るけど、出てからさらに5kmぐらいあるよ」
私「あっ、じゃあ歩きます」
彼「バスもあるけど…、でもすごく歩くよ」
こんなやり取りをして別れました。
伊勢本街道の教訓!
1.道は、関西から伊勢方面へ歩くべし。
2.小さな目立たない看板であっても、必ず立ち止まって道を確認すべし。
後半は雨が降って来て、バスも後1時間はありませんでした。仕方ない、歩こう!
きつい峠を3つも登り降りした足は死にそうで、道も間違えてるし気力down。
ところが間違えた場所から3.5kmぐらい行ったところで、あれ?さっきの方がト
ラックで走って来てくれました。「乗せてあげるよ〜」、ワンコも一緒です。
地獄に仏とはこのこと(涙)。わざわざ戻って、追いかけていただいたんだぁ…。
そして榛原駅まで送って下さいました。感謝感激。奈良の人、大好き♪
見て下さい、この間違えっぷり。ほとんど迷子です。
赤い道が私が歩いた所、緑の道が正解の伊勢本街道です。
諸木野宿→
ふぅ~、ほとんど登山ですね~。
by sakaguti (2013-07-28 11:44)
こういうやさしさ身にしみますね。
by スミッチ (2013-08-04 19:02)