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リトル・ダンサー&ウルヴァリンSAMURAI&バタフライ・エフェクト&ロボット [映画・演劇・コンサート情報]

「リトル・ダンサー」。
貧しい炭鉱町で暮らす少年ビリー。父親の希望でボクシングを習っていたある日、
隣でレッスンを始めたバレー教室を見て、すっかりダンスに心を奪われます。
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ヨーロッパの映画は、少年が大人になる…という表現がとっても上手ですね。
内面の暴力的な衝動、少女への憧れ、家族との葛藤などが、非常に詩的に描かれま
す。アメリカや日本の映画には、これは真似ができません。

この少年は大きくなって、「ジェーン・エア」の牧師役や「崖っぷちの男」の弟役
をやっています。びっくり! 大きくなったのね。

映画の中のお父さんがとってもよくて、感動しました。不器用な中に息子への愛が
詰まっていて、貧乏で粗野でもこういう家庭に生まれた主人公がうらやましいです。


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「ウルヴァリンSAMURAI」。
X-MENシリーズをぜんぜん観てないので、意味がよくわからない上に、日本を舞
台にしてヤクザ、忍者、口から蛇が出て来る女、ロボット入り乱れてのアクション
で、「なんじゃこりゃー」状態のまま鑑賞終了しました。芸者、フジヤマよりは
進化したとは思いますが、ステレオタイプの日本じゃないと、興行失敗するんで
すかねぇ。深刻な場面なのに笑ってしまってダメでした。
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「バタフライ・エフェクト」。
精神を病む父を持ち、時々記憶を喪失する少年エヴァンは、ある事件がきっかけ
で引越し、今は成長して大学へ通っています。ある日子供の頃の日記を読んでい
ると、人生が変わったポイントに戻り、その状況を変えることができる自分に気
づきます。現実に戻って来ると、まったく別の人生になっているのです。
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この映画は、よかったですねぇ。過去を変えてその後の分岐が変わる…というお
話はよくありますが、ここにはとんでもないリアリティがあります。最後、怖い
終わり方かなぁ…と心配しましたが、無難な線で一安心。

何通りも物語があるようなものなので、その度役者さんが雰囲気が変わるのがす
ごかったです。非常にお勧め。
ちなみにディレクターズカット版のエンディングというのが後3種類あるらしく、
中には怖いものもあったとか。興味があったので、YouTubeでチラッと観てみま
した。


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インド映画「ロボット」を見ました。
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最初に「SUPER STAR RAJINI」というクレジットが出て来るのがすごいです。
ロボットと主演の二役を演じるラジニカーントは、「ムトゥ 踊るマハラジャ」で
有名になったおじ様ですが、撮影時60才ぐらいなのですが、とにかく元気。
美女にもモテモテで、踊りもキレキレ。
彼はタミル人の英雄で、黒い肌で初めてインドの映画スターになった方だそうで
す。人生そのものがパワフルなのですね、きっと。

さて映画の方は、踊って歌って…のお馴染みのインド映画ですが、途中からムチ
ャクチャになります(笑)。ゲームのように大量に人を殺しまくってしまうのに
なぜかちっとも現実味がない…というのがさすがだと思いますが、最終的には愛
と平和を訴える?映画なのです。この映像は、インド以外では創れませんね(^^;)。


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