ネブラスカ＆300〜帝国の進撃〜＆ウルフ・オブ・ウォールストリート＆キック・アス/ジャスティス・フォーエバー

「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」。
懸賞金に当たったと信じてネブラスカへ賞金をもらいに行こうとする父と、
だまされていると知りながらそれに付き合う次男との物語です。全編モノ
トーンで描かれたアメリカ中西部の雰囲気が、お話が進むにつれてどんど
んよくなり、父親役のブルース・ダーンの演技が光ります。

最初父親を否定的だった息子が、最後メチャやさしいです。淡々とした話
の運びですが、監督さんうまいなぁ…と思いました。












「300〜帝国の進撃〜」。
前回の「300（スリーハンドレッド）」でスパルタのレオニダス王が決死
の戦いをしている時、アテナイのテミストクレスはペルシャと海戦をやっ
ていました。対するは、海軍指揮官アルテミシア…。


前回同様、出血流血地獄です（笑）。スパンスパン首が飛ぶ様は、グロテ
スク感が少なく気持ちがよいほど。でもレオニダスさんの方が、やっぱり
格好よかったですねぇ。1作目は超えられませんでした。











「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。
ディカプリオが、ウォール街でのし上がっていく姿を描きます。
詐欺師が遊んでいるような感じで、頭脳ゲームのような要素はありません。

ディカプリオ、やっぱり「J・エドガー」、「ジャンゴ」、「ギャツビー」、
も今回も、演技一緒だなぁ。アカデミーに縁がないのも、わかるような気
がします。でも逆に言えば、品がなくて軽薄で欲望に忠実な役をやらせた
ら、彼の右に出る者はいないのかも…。この路線を推し進めるのも、あり
かもね。












「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」。
以前観て感動した「キック・アス」のその後です。
主人公のクロエ・グレース・モレッツ、大きくなりました。


前回が衝撃作だったので、刺激という点ではちょっと慣れてしまいました
ね。暴力や台詞がえげつないのは、相変わらず。
触るとゲロを吐く棒（通称ゲロゲリ棒）には笑いました。あったら怖い。