博士と彼女のセオリー＆フォックスキャッチャー＆グローリー/明日への行進＆キングスマン

最近観たDVDです。

「博士と彼女のセオリー」。
「エリザベス：ゴールデン・エージ」、「ブーリン家の姉妹」、「レ・ミゼラブル」
などに出演し注目され、「リリーのすべて」では女装までしているエディ・レッド
メイン。昨年のアカデミー賞では、この作品で主演男優賞をもらっています。


ホーキング博士はまだ存命なので、そういう方の半生を描くのはなかなか難しいと
思います。エディ・レッドメインはそっくりに演じていますが、監督の訴えるもの
がなかなかこちらに伝わりません。愛の形を説くには、ちょっと不完全燃焼でした。











「フォックスキャッチャー」。
実在した、デュポン財閥のジョン・デュポンの殺人事件を描いています。
デュポンやマーク・シュルツの心の葛藤を演じている、スティーヴ・カレルやチャ
ニング・テイタムの演技力が凄いです。重苦しい映画ですが、名作です。












「グローリー／明日への行進」。
キング牧師のお話なのですが、偉人伝ではなくて、彼の戦略的発想や家庭内での苦
悩などが描かれていて現実的な内容です。改めて感じたのはアメリカ人の演説のう
まさと、1964年まで黒人に選挙権がなかったという事実。もっと昔の話だと思っ
ていたのですが、ケネディー暗殺の後だったんだ…とびっくりでした。












「キングスマン」。
「キックアス」のマシュー・ヴォーン監督作品です。随所にキックアスっぽさが満
載です。主演の一人は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、他に
「ゼロ・ダーク・サーティ」や「イミテーション・ゲーム」のマーク・ストロング
など。


「SMASH」のデレクさんが出て来たので、あれっと思ったら、あっという間に○
○に…w。
「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」同様、人間をバッサバッサと殺害
するのは相変わらずですが、今回はここまでしていいの？と思うほどのやり切った
感がありました。チップを埋め込まれる教授役が、マーク・ハミルだったのは驚き。