アイアンマン3＆マイティ・ソー／ダーク・ワールド＆キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー＆ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

「アイアンマン3」。
1999年の大晦日、スイスを訪れていたトニー・スタークは、大勢のゲストに囲まれる中
科学者アルドリッチ・キリアンと出会います。彼をからかって屋上で商談する約束をしま
すが、そこには向かわず植物学者のマヤ・ハンセンと一夜を共に過ごしてしまいます。
2013年、ニューヨークでのアベンジャーズとロキらとの戦闘から1年後、戦いの後遺症で
不眠症やパニック障害を患ったトニーは、突然テロリスト、マンダリン一味に襲われます。


今回のアイアンマン3は、敵ボスキャラがちょっと弱かったですね。トニーが心を病んで
いるので、キリアンの病的さが薄まってしまって怖くないです。副大統領の闇もあまり深
く描かれなかったし…。でもまぁ運転手のハロルドが「ダウントン・アビー」のファンだ
ったり、最後にハルクが出てきたり、小技の数々は健在です。
ハロルド役のジョン・ファヴローは、アイアンマン1、2やジャングル・ブックの監督さん
なんですね。











「マイティ・ソー／ダーク・ワールド」。
「アベンジャーズ」でキューブとともにアスガルドへ戻ったソーとロキ。恋人ジェーンの
危機に、ソーは再び地球へやって来ます。ジェーンは、惑星直列の影響で不安定になって
いる宇宙の境目で、エーテルを吸収してしまいます。そのエネルギーを狙うダークエルフ
のマレキス。彼女をアスガルドに連れて行ったソーは、ロキとともにマレキスに挑みます。


浅野忠信さん、英語しゃべれないんですよねぇ。映画の冒頭で降板。残念だなぁ。
そして最後のソーとジェーンのキスシーンは、ナタリー・ポートマンじゃなくて、主演の
クリス・ヘムズワースの本当の奥様らしいです。クリスとナタリーの、都合が合わなかっ
たようですが、代役が奥様なんてすごいですね。
そして今回も、ラストは「アララ」の展開。どうなる？と期待は膨らみます。











「キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー」。
ニューヨーク決戦から2年後、キャプテンはシールドのフューリー長官の下で働いていま
す。その長官が突然何者かに襲われて死亡し、キャプテンもシールドに狙われます。
ブラック・ウィドウとともに真相を探るのですが、そこには死んだと思われた親友のバッ
キーが…。


シールド絡みのお話は、相変わらず誰を信じてよいのかわからない展開で、キャプテン・
アメリカのストレートさと合わない気もしますが、最近のヒーローは「闇」を抱えるのが
流行っているようなので、仕方ないですね。後、ファルコンはかっこいい♪ｗ











「ガーディアンズ･オブ･ギャラクシー」。
母親を亡くしたピーター・クイルは、宇宙海賊ラヴェジャーズにさらわれます。それから
26年後、成人した彼は依頼されたオーブを横取りして売り払おうとし、ラヴェジャーズ
とクリー人のロナン両方から狙われます。そしてなぜかクイルを狙う殺し屋ガモーラ、同
じく賞金稼ぎのアライグマのロケットと樹木のようなグルート、妻子の復讐を誓うドラッ
クスの5人で、ラヴェジャーズ、ロナンと闘うことに…。


ここで「マーベル・シネマティック・ユニバース」とはまったく違う主人公が登場？と思
ったら、これもちょっとだけ繋がっていました。
「ダーク・ワールド」でシフがエーテルを渡したコレクターが登場し、「アベンジャーズ」
のボスキャラ、サノスが出てくるので、世界観は同じなのでしょう。
クイルは「スター・ウォーズ」の昔のハン・ソロのようなキャラで、病んでいる人の多い
アベンジャーズ系の登場人物の中では気楽に楽しめます。