SSブログ

ハウス・オブ・カード2 14〜22話 [映画・演劇・コンサート情報]

「ハウス・オブ・カード」のシーズン2です。極悪非道なドラマですが、目が離せません。

「14話」「15話」「16話」。
フランクは副大統領就任が決まり、次期院内幹事の選出に取りかかります。議会を離れても
影響力を行使するため、彼は若手で元軍人のジャッキー・シャープ副幹事と密約を結びます。
しかし表向きは古参の議員たちも候補者リストに載せて、「議員たちに選ばせよう」と提案
します。一方ダグはゾーイたちの追求をかわそうと、ロッソの死に係わるレイチェルを引っ
越しさせます。そしてフランクは…。
1.jpg

うわぁ、やってしまいました。普通政治家って、自分の手は汚さないものですが、フランク
は違いますねぇ。良心の欠片もありませんでした。彼に係わってしまったのがロッソやゾー
イの運の尽き。いやそれは彼だけでなく、クレアについても言えるのかもしれません。
不妊治療は口実で、ジリアン・コールに対する薬の情報を集めていたのかも。恐いわ。

「17話」「18話」。
議会のスタッフが開けた封筒から粉が飛び出し、炭疽菌騒ぎになってフランクは議会に隔離
されます。一緒にTVのインタビューを受けることになっていたクレアは1人でカメラの前に
出ますが、子供がいない事を追求され思わず中絶したことを話してしまいます。ところがC
Mの後理由を聞かれたクレアは、学生時代にレイプされたダルトン・マクギニス大将の名前
を持ち出します。
1.jpg

強烈過ぎるクレアの復讐ですね。これでクレアに子供の話をする人もいなくなるでしょうし、
レイプ被害者の旗手的な役割で女性票を獲得できます。一挙両得どころか、一挙多得。頭が
切れ過ぎて、怖いくらいです。

「19話」「20話」。
レアアースなどの貴重な鉱物資源を外交カードにして、ホワイトハウスに乗り込んできた中国
の富豪。対中国の窓口となり、自らの力を今まで以上に強めていきたいタスク。両者を押さ
え込みたいフランクは、タスクと大統領の仲を裂こうと奔走します。ゾーイの恋人ルーカスは
FBIに逮捕された後も記事を世に出そうとしますが、圧倒的なフランクの力の前に屈服するし
かありませんでした。
1.jpg

「21話」「22話」。
共和党に流れている資金を取り戻すために、フランクはタスク抜きでフォンと直接交渉し、橋
の建設工事を中国企業に任せるなら考えると言われます。彼は弱腰だと渋る大統領を、強引に
説き伏せます。そんな態度に反発するリンダは、辞表を提出するのでした。
自分を大統領から引き離そうとするフランクに激怒したタスクは、レミーが探してきたクレア
の不倫ネタを公にします。
2.jpg

アメリカが、中国との交渉を重要視する様子が描かれている回でした。日本なんて、もう眼中
にないし、こういう場面にも登場しないのでしょうね。ちょっと淋しい気がしました。
大統領も、強くてタフとは程遠い、家庭問題で悩む繊細な中年男性ということになっています。
アメリカが変わり、中国が台頭し、世界はどうなって行くのでしょうか。


ソフトシェル ハウス・オブ・カード 野望の階段 SEASON2 [DVD]


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 5

コメント 0