雲が描いた月明かり 第17〜最終話

「雲が描いた月明かり」の続きです。

「第17話」「第18話」。
生き別れた母親と出会ったラオンは、ヨンに愛されることと母親に会えたことで
幸せに浸っていました。代理聴政の政務をこなす世子は、吏曹判書の不正を暴く
書状がたくさん来ているのに驚きます。またビョンヨンが置いていった帳簿の証
拠もあり、すぐに罷免しようとします。しかしそれを怨みに思った吏曹判書は、
仮面の盗賊団の仕業に見せかけて東宮殿を襲わせます。ユンソンは世子とラオン
の会話を聞き、彼女が逆賊ホン・ギョンネの娘であることに気づきます。


「第19話」「第20話」。
ホン・ギョンネの娘であることを知ったラオンは、世子から離れると心に決め姿
を消します。白雲会、領議政それぞれが彼女を利用しようと探し回る中、ラオン
はユンソンに助けられて母と暮らしていました。ある日ユンソンは、領議政に促
されて王妃の体調見舞いに出かけます。王妃の出産はまだ先なのに、王宮で赤ん
坊の泣き声を聞きた彼は、気にかかって様子を見張っていました。王妃の出産の
時、かねてから準備をしていた女官が産んだ男児と、自分の産んだ王女を交換す
る現場をユンソンは目撃してしまいます。


このあたり展開が遅いですね。世子とラオンの感情が丁寧に描かれますが、見つ
め合うシーンが多いのでイライラしますｗ。

「第21話」「インタビュー」。
ヨンとハヨンの国婚が行われようとしたその時、ホン・ギョンネが生きて逮捕さ
れます。婚礼は中止され、王は激しく動揺します。そして止める世子を振り切っ
て自ら尋問しようと申し出ますが、悪夢にうなされたりと病は悪化します。ヨン
は、こっそりホン・ギョンネに会いに来たラオンを見つけ、資泫堂の隠し部屋に
匿います。その姿を目撃したソン内官が王妃に報告しますが、ユンソンが赤ん坊
の存在を交換条件にして王妃を口止めします。


「第22話」「第23話」。
ビョンヨンは世子に刀を向け、ホン・ギョンネやラオンたちを逃がします。逃が
した後、弓で射られ刀で斬られて倒れます。尚膳は、追手を時間稼ぎで引き止め、
やはり斬られて倒れます。ユンソンはビョンヨンの死体を引き取りに来て、彼に
息があることに気づきます。ラオンたちは逃げ延びました。1ヶ月後、ビョンヨ
ンは茶山先生の元で意識が戻り、世子は妓生家や賭場で情報を集めていました。
そしてその情報で自分を襲った賊の正体を突き止め、王の前で吏曹判書たちの関
与を暴きます。


「最終話」「メイキング」。
医女に扮装し世子の看病をするラオンは、一人でいるヨンウン王女を見つけます。
王女は、恐ろしい経験をし喋れなくなったあの部屋に、連れて行って欲しいと頼
みます。そして殺された女官が床板の下に隠した手紙を、発見します。それは亡
き王妃ユン氏のものでした。


このドラマは、ラオンが内官の時が一番おもしろかったですね。後半領議政の悪
事を暴くところが、ちょっと間延びしました。逃亡しているラオンが何だかのん
びりしていて、いつも捕まってしまうなど突っ込みどころ満載です。まぁ韓国ド
ラマは、いつもそうなのですが…。