ヴァイキング〜海の覇者たち～2 兄弟血戦、再始動、背信の咎、目には目を、秘められた答え、許されざる者、血の鷲、決断のとき、選択、それぞれの思惑

「ヴァイキング〜海の覇者たち～」のシーズン２です。

「兄弟血戦」「再始動」。
ボルグにそそのかされて裏切ったロロと、ラグナルは戦うことになります。フロキを
倒しアルネを串刺しにしたロロでしたが、どうしてもラグナルを殺すことはできませ
んでした。ホリック王とボルグは、ラグナルの「狭い土地を分け合って戦うより西へ
土地を探しに行こう」という言葉に和解。ロロは裁判にかけられますが、ラグナルが
命を助けます。冬が近づき、ラグナルの子供を妊娠したアスラウグが数人のお供を連
れて船でやってきます。3人で同居しようというラグナルを許せず、ラゲルサは村を出
ることを決断します。


こんなしっかりしたよい奥さんはいないのに…と思うラゲルサ。戦士としても最高で
す。でも苦労続きなんだなぁ。報われることはあるのでしょうか。

「背信の咎」「目には目を」。
イングランドのウェセックス王国に略奪に来たラグナルとホリック王は、ウィンチェ
スター聖堂を襲い、難なく財宝を得ます。財宝だけでなく土地の豊かさに目を付けた
ラグナルは、この地への移住を考えます。一方留守の村には、ホリック王に信用され
ず旅に同行できなかったボルグが襲撃をかけていました。ロロの必死の防戦も虚しく
村はボルグに乗っ取られ、彼もアスラウグと3人の子供たちと共に山の上へ避難する
のでした。


ラゲルサが再婚したシグヴァルド首長の元で暮らすビヨルンが、大人になって登場し
ます。なかなかイケメンですｗ。


「秘められた答え」「許されざる者」。
村を襲われたラグナルは急いでイングランドから引き返し、ボルグと戦おうとします
がロロに兵士不足を指摘されます。そんな時ラゲルサが息子のビヨルンを連れて、援
軍として現れます。久しぶりの再会に喜ぶラグナルとビヨルン。村人たちがラゲルサ
の帰還を喜ぶ姿を見て、アスラウグは内心穏やかではありません。ラゲルサたちの活
躍もあり、ラグナルは無事に村を取り戻します。


ラゲルサ、やはり男前です。ラグナルがアスラウグと両方奥さんに欲しい！と思うの
も無理はないですね。勝手だけどｗ。でもボルグを安心させて誘き出すのって、反則
じゃないのかなぁ。復讐は何よりも大事なのか…。

「血の鷲」「決断のとき」。
ホリック王は、イングランドへの遠征にボルグの協力が必要だとして、彼の処刑を待
つようにラグナルに頼みます。しかしイングスタッドという聞き慣れない首長が名乗
りを上げたことで、処刑の延期の理由がなくなります。イングスタッドというのは、
実は自分を暴行する夫を殺したラゲルサでした。ボルグは最も残酷な処刑と言われる
「血の鷲」を受け、妊娠中の妻の前で亡くなります。イングランドでは、ラグナル達
の脅威に立ち向かうために、ウェセックス王国とノーザンブリア王国が同盟を組み、
エセルウルフ王子とジュディス姫の結婚式が行われます。


「血の鷲」、むちゃくちゃ残酷でした。うなされる夢を見ましたよｗ。生きたまま解
剖される感じで、西洋の刑罰はどれもひどいですね。

「選択」「それぞれの思惑」。
ホリック王が使者を殺した為、エグバート王との交渉は決裂。エグバート王とエラ王
の連合軍と戦う事になったラグナル達でしたが結果は惨敗し、負傷した兄ロロがエグ
バート王の捕虜となります。改めてラグナル達と交渉をするエグバート王は、マーシ
ア王国のクウェンスリス王女に傭兵として戦士を派遣すれば、金銀と農地を与え、ロ
ロ、アセルスタンと共にカテガットに戻ることを許したのでした。ラグナルのやり方
に不満があるホリック王は、同じく賛同できないフロキに接近していきます。