ヴァイキング〜海の覇者たち～5 高まる緊張感、新たな門出、息子たちの争い、戦闘計画、捕虜、メッセージ、苦渋の決断、命を懸けた戦い

「ヴァイキング〜海の覇者たち〜」のシーズン5です。

「高まる緊張感」「新たな門出」。
兄シグルズを殺してしまったアイヴァーは、皆から非難を受けます。さらにアイヴァーの
最大の理解者フロキが、妻ヘルガを喪った悲しみから独り神々に導かれるまま彷徨う旅に
出てしまいます。ビヨルンとハルフダンは地中海へ旅立ち、イングランドに残ったウベ、
ヴィトゼルクは、アイヴァーのアドバイスに従って港町ヨークの略奪計画を立てます。
一方シャーボーンのヘフマンド司教の率いる軍が、ヴァイキングの襲撃にあったウェセッ
クスの城を訪れます。エグバート王の遺体を見付け、王の間を修繕し、エグバート王の葬
儀を執り行うヘフマンド。エグバートが直前にエセルウルフに王座を譲り、ヴァイキング
との間の領土譲渡は無効であることを聞かされます。


「息子たちの争い」「戦闘計画」。
エセルウルフとヘフマンド司教はヨークを奪回しようと、古代ローマの城壁が警備が手薄
なのに目をつけ軍を進めます。しかしこれはアイヴァーたちの罠で、またもやエセルウル
フたちは大敗します。ウベはエグバート王からもらった土地に定住しようと考え、ヴィト
ゼルクとともにエセルウルフの陣を訪ねます。ヘフマンド司教は、2人を追い返します。
この行動を聞かされていなかったアイヴァーは、ウベの無能さを笑いヴァイキングの弱さ
を敵に教えたと言って責めます。ウベはカテガットに戻ることにしましたが、誰も同行す
る者はなく、弟のヴィトゼルクさえ船を下りてしまうのでした。


「捕虜」「メッセージ」。
ヴァイキングが飢えでヨークから撤退したと思ったエセルウルフ軍は、意気揚々と城壁内
へ入ります。ところがアイヴァーたちは地下に隠れていて、突然襲いかかって勝利します。
ヘフマンド司教は捕らえられ、ラゲルサとウベを殺してカテガットを掌握しようとするア
イヴァーとともにスカンディナヴィアへ連れて行かれることになります。シチリアにいる
ビヨルンとハルフダンは、一帯の権力者であるジヤーダト総督に会うため北アフリカに渡
ります。一緒に行ったユーフェミウス長官は殺され、次はヴァイキング一行を殺そうと指
示していたのは、修道女カシアでした。


カテガットではラゲルサとウベが表面上は手を組んだもののウベは首長の座を狙い、そこ
にビヨルンとハルフダンが戻って来ます。アイヴァーはヴェストフォルのヘフマンドを訪
ねて同盟を結び、ヴィトゼルクと母の敵を討とうとします。兄弟真っ二つ、ヘフマンド兄
弟もどうなるのか…。そして意外に献身的なアストリッドの運命は…。
うまいですねぇ、シーズン5になってもおもしろさは衰えません。

「苦渋の決断」「命を懸けた戦い」。
カテガットに戻ったビヨルンとハルフダンは、次の満月にハーラルとアイヴァーが攻撃し
てくるとラゲルサから知らされます。ラゲルサはサーミ人に応援を頼み、ハルフダンは恩
人であるビヨルンとともに行動すると決めます。ビヨルンはサーミ人の王女スネフリッド
を気に入り、トービはそれを許します。悲しんでいるトービをウベが慰めるのですが、そ
れを目撃したマルグルーテは、内心穏やかではありません。マルグルーテはウベを王にし
て、自分が女王になる野望を持っていました。フロキは定住地に入植者たちを案内します
が、神々が建てた家が一軒もないと激怒されます。