ザ・ボーイズ 発端、指導、収穫、彼女、信念、無垢、防衛、発覚

ちょっとグロいダークコメディー「ザ・ボーイズ」を、Amazonプライムで観ました。

「発端」「指導」。
主人公ヒューイは家電の販売や修理をする個人経営の店舗で働いており、そこへ恋人の
ロビンが訪ねてきます。今後一緒に暮らすために頑張っているロビンの話を聞いて、思
わずキスするヒューイ。ところが一瞬のうちに、ロビンは腕だけを残してこっぱ微塵に
なってしまいます。世界を守るヒーロー軍団、セブンの一員であるAトレインが、超高
速で駆け抜けたせいです。彼は強盗事件を追っていて、車道に立っていたロビンに当た
ったと謝罪しますが、ロビンが立っていたのは歩道でした。


ダークヒーローだけど本当はヒーローとか、病んだヒーローが悪に手を染めるというお
話は山のようにありますが、初めからとんでもない悪人なのにヒーロー面しているとい
うお話は衝撃でした。今後に期待するも、あまりに内容がグロかったら観るのを止めそ
うです。

「収穫」「彼女」。
フレンチーとブッチャーは、ヒューイが起爆装置を起動させこっぱ微塵になったトラン
スルーセントの後片付けをし、透視できるホームランダーに見つからないように亜鉛の
スーツケースに入れて海に沈めます。そしてブッチャーは、昔の仲間のマザーズミルク
に会いに行き仲間に入るように説得します。トランスルーセントから得た情報で、Aト
レインのガールフレンドが以前ヒーローだったポップクロウだと知った彼等は、ポップ
クロウの部屋にカメラを仕掛けて行動を監視します。


毎回1人はこっぱ微塵になるこのドラマ、でも何だかおもしろくなって来ました。悪い
ヒーローを叩きのめすのがよいのかもしれませんが、トランスルーセントはのぞき以外
に極悪な事をしたのかは不明です。

「信念」「無垢」。
ブッチャー、マザーズミルク、ヒューイは、ヴォートがスポンサーになっているキリス
ト教のイベント「ビリーブエキスポ」に潜入します。スターライトも座談会に呼ばれて
いて、ヒューイは宣教師ヒーロー、エゼキエルに指導してもらえるチケットを彼女から
入手します。そしてエゼキエルを脅し、コンパウンドＶが新生児病棟に送られているこ
とを突き止めます。AトレインはポップクロウからコンパウンドＶの件を誰に話したか
聞き出し、彼女を殺します。そしてフレンチーを割り出し、ブラック・ノワールに襲わ
せます。危ないところで彼を助けたのは…。


メズマー役の男性は、「シックス・センス」の子役なのですね。背も伸びず太っちゃい
ましたね。アメリカで子役の大成は、難しいです。そして謎の東洋人は、何と日本人で
した。でも日本で村からテロリストに子供がさらわれるって、ないですけどね(^^;)。

「防衛」「発覚」。
深い関係になったヒューイとスターライト。ブッチャーたちは、心配します。ホームラ
ンダーはメズマーからの情報を得て、ザ・ボーイズのメンバーを特定しました。そして
ブッチャーが、自分がレイプしたベッカの夫だと気づきます。今や5人となったセブン
を集め、ヒューイに利用されたとスターライトを責めます。ヒューイの顔を見たAトレ
インも、ロビンの件で謝罪した彼を思い出します。Aトレインは父親を人質にしてヒュ
ーイを呼び出しますが、コンパウンドＶを見せられて動揺し、キミコに襲われます。


セブンのメンバーも心の葛藤があって、ものすごく悪いやつと思っていたホームランダ
ーにも可哀想な面がありました。さてこれからどうなるのか…。シーズン2へ続く…。