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明延鉱山 兵庫 [日本あちこち]

錫の鉱山として知られる明延鉱山。近くの生野銀山には行ったことがあるので、明延
にも見学に行ってみました。生野と明延周辺は鉱石の道で繋がっていて、産業遺産が
点在しています。

途中の「神子畑鋳鉄橋」。
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明延鉱山前の1円電車「白金号」。「黒金号」は、観光用に走る時もあります。
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本当は1時間後が出発時間だったのですが、7人ぐらい揃ったので臨時便を出してもら
いました。ヘルメットをかぶって出発!
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赤金号と機関車と鉱車。
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鉱車は、運んだ鉱石を90度回転して落とします。
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坑内は年中14度ぐらいと涼しいので、作業員の休憩所はお醤油の保管庫として使われ
ています。
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緑青の跡。銅もたくさん取れました。明延鉱山は、いろいろな鉱石が取れたことで大
切にされました。
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わかりにくいですが、下から上を覗いています。電気があるところが、1階の天井ぐら
いなので、ものすごく高い場所まで掘っています。ここに純度の高い錫があったから
のようです。
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鉱夫さんの仕事は過酷で、こういう機械を使って穴を掘るため塵肺や白蝋病などの職
業病もあり、寿命は30才ぐらい。遺された奥さんは、何度も再婚したとか。
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ここには大吟醸が眠っています。
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鉱山を出て、道を戻って神子畑の選鉱場跡へ。
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機関車、客車、鉱車。
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1円電車は、先ほどの明延鉱山跡と神子畑を結んでいました。車だとグルッと山を回ら
なければならないので、あればとても便利です。
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フランス人技師ムーセ旧居。何人ものフランス人技師が、日本に技術を教えに来ました。
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昔の写真。大規模ですねぇ。
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シックナー。成分を取った鉱山の石を水で流して回転するシックナーに入れ、最後の
石だけを分別する機械です。
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