ミズ・マーベル ジェネレーション・ホワイ、恋の始まり、宿命、レッド・ダガーズ、時を超えた絆、ノーノーマル

マーベル関係の登場人物が増えるので、見ようか見まいか躊躇っていた
「ミズ・マーベル」。やっぱりちょっと見ちゃいましたｗ。

「ジェネレーション・ホワイ」「恋の始まり」。
アベンジャーズオタクのカマラは、運転免許の試験の直前まで動画をア
ップしていて母に呼ばれて試験に向かいます。しかし自分の車を教官の
車にぶつけて敢えなく落第。学校でもずっと妄想をしていて授業を上の
空で聞いているので、先生に怒られてばかりです。ある日カマラはアベ
ンジャーファンが仮装して集まる「アベンジャー・コン」に行きたいと
両親に打ち明けますが、男女が集まる夜のパーティは危険、ヒロインた
ちのコスチュームがセクシー過ぎると許してもらえません。


「宿命」「レッド・ダガーズ」。
憧れのカムランとカムランの母親に助けられたカマラは、2人がヌール・
ディメンションという別世界からやってきた集団クランデスティンであ
ると知ります。彼等は元の世界に戻るために、バングルを探していまし
た。1942年イギリス統治下のインドの遺跡で、カムランの母ナジマと
カマラの曽祖母アイシャは青い腕についているバングルを発見しますが、
イギリス軍に追われてバラバラに逃げます。ナジマは息子の友達である
カマラを捕まえて計画を実行しようとカマラの兄の結婚式に乱入します。


う〜ん、無理な展開がいろいろあって、内容がおもしろくありません。
唐突なバングルの発見、突然出てくる素敵な彼、そしてその母親。ボリ
ウッド的ダンスの結婚式、何の意味合いもなく次々と話が盛りこまれて
行きます。パキスタンの若い人にはたくさんきれいな人がいるのに、ヒ
ロインも中年のおばさんのような雰囲気。感情移入できないなぁ。

「時を超えた絆」「ノーノーマル」。
カマラの曽祖母アイシャは愛する男性と出会いカマラの祖母を産みます
が、別れたナジマと再会し一緒に故郷へ帰ろうと言われます。独立の混
乱の中で家族を選んだアイシャは、避難する途中ナジマの攻撃を受け倒
れます。ダメージコントロール局の攻撃をバングルに受けたカマラは曽
祖母の時代にタイムスリップし、迷子になった祖母を曽祖父の元へ送り
届けます。


パキスタンが舞台になってから、ちょっと脚本がしっかりした気がしま
すが、相変わらずごった煮の闇鍋のようになっていますｗ。いっそアイ
シャがミズ・マーベルだったら素敵だったのに…。登場人物を出すだけ
出して「ザ・マーベルズ」（？）に繋げるつもりでしょうか。ちょっと
最近やり方が荒っぽいですね。「スパイダーマン」の劣悪版でした。