エルヴィス＆西部戦線異状なし＆イニシェリン島の精霊＆ザ・メニュー

最近ドラマが多いので、久しぶりに映画を観ました。

「エルヴィス」。
「世界で最も売れたソロアーティスト」としてギネス認定もされている
エルビス・プレスリー。そのデビューからスターへの道筋、その後の転
落の人生を描いている作品です。彼の音楽も満載。トム・ハンクスが太
った老人の悪役を演じているのにびっくりしましたが、
「ストレンジャー・シングス」のビリー役のデイカー・モンゴメリーが
出演していたのがちょっと嬉しかったな。












「西部戦線異状なし」。
古〜い映画のリメイクです。当時の映画を知らないので、意外に新鮮で
した。1930年に公開された映画なので、知るはずないですが何と戦前
ですね。第一次大戦下のフランス、17才のパウルは同級生と一緒にドイ
ツから西部戦線へ送られます。高揚感だけでやって来たパウルでしたが、
激戦を極める戦場を目の当たりにして絶望と恐怖でいっぱいになります。


「イニシェリン島の精霊」。
アイルランドの孤島イニシェリン島に住むパードリックは、親友と思って
いたコルムにある日突然絶交されます。理由がわからないパードリックは
動転し毎日コルムと接触しようとしますが、話しかけたら自分の指を1本
ずつ切り落とすと脅されます。コルムはパードリックと馬鹿話をしている
暇があったら、音楽を作曲したりフィドルを弾いたりして暮らしたいと言
いうのです。


コリン・ファレルが、何の特徴もない田舎男を演じています。それが斬新。
共演は、ハリー・ポッターシリーズのマッドアイ・ムーディ役、ブレンダン・
グリーソンです。とにかくすごいお話で、なぜという質問はできないんです。











「ザ・メニュー」。
有名シェフのジュリアン・スローヴィクが極上の料理をふるまい、なかな
か予約が取れないことで知られる孤島のレストランにやってきたカップル
のマーゴとタイラー。珍しい趣向にタイラーは有頂天ですが、マーゴは違
和感を覚えていました。


斬新な設定で、おもしろい映画でした。もっと怖い内容かと思いましたが、
シュールなブラックユーモア作品です。主演のマーゴ役、アニヤ・テイラー＝ジョイ
が相変わらず素敵です。チーズバーガーが、ムチャクチャおいしそうです。