ヴィンチェンツォ エピソード9〜16

「ヴィンチェンツォ」の続きです。

エピソード「9」「10」。
ヴィンチェンツォは、母が以前肺がんと診断されたと知り驚きます。その宣告
を受けた日は、自分が施設に入れられた日の４か月前でした。命がないと知っ
て施設に預けたのかと気になるヴィンチェンツォ…。一方キル院長は、検察に
保護を依頼します。担当検事は、バベルグループの天敵イングクです。院長は
ハンソクにも電話をかけ、3000万ドルを口座に振り込まないと正体をばらす
と脅迫します。その態度に、ハンソクは激しく怒ります。ハンソは銀行に融資
を頼みますが、チャヨンが記者たちにバベルグループの不正を暴くと宣言した
ため断られてしまいます。


エピソード「11」「12」。
ヴィンチェンツォは、殺し屋から奪ったスマホで「会長」に電話をかけます。
ジュヌのポケットの中でスマホが振動しますが、彼はうまく誤魔化してしまい
ます。ヴィンチェンツォは殺し屋たちを尋問し、バベル製薬の研究者たち、キ
ル院長と捜査官、そして罪のないバベル製薬の被害者遺族4人を殺害したこと
を認めさせます。クムガプラザでは月例行事のゲーム大会があり、皆でマフィ
アゲームという人狼のようなゲームをすることになります。その途中でいきな
り南東部地検国際犯罪チームの検事たちが入って来て、ヴィンチェンツォは逮
捕されてしまいます。


エピソード「13」「14」。
クムガプラザの地下に入って金塊を見つけたヴィンチェンツォでしたが、一緒
に入ったチョ社長にピストルを向けられてしまいます。チョ社長は金塊を1つ
だけ手に取り、逃がしてくれたら何もしないと約束します。一瞬の隙を突いて
チョ社長を倒したヴィンチェンツォ。チョ社長は国際安保情報院の諜報員で、
ワン会長に近づき虹彩データを盗み出すために彼を暗殺していたのでした。そ
こへヴィンチェンツォの行動を怪しんだプラザの住人が温泉旅行を止めて帰宅
し、慌てたヴィンチェンツォと社長は虹彩データの入った背広と一緒に地下室
を閉めてしまいます。


エピソード「15」「16」。
グムガプラザの屋上で、パオロが送ってきた殺し屋3人に囲まれたヴィンチェ
ンツォでしたが、恩返しをしろと言い聞かせていた鳩のインザーギの群れが一
斉に殺し屋たちを攻撃します。危険を逃れたヴィンチェンツォは、インザーギ
にまた餌をやるのでした。チャヨンから不正株式取引の証拠である「海外出入
金内訳」ファイルのコピーを受け取ったイングクにより、ハンソクは逮捕され
ます。しかしイングクはハンソクと取引し、翌日の記者会見で「復讐心から根
拠のない主張でチャン会長を起訴しようとした」と謝ります。