船津胎内樹型 山梨

大月に近づき、少し時間があったので地図にあった「胎内樹型」という場所に
行ってみることにしました。「胎内巡り」というのは関西にもたくさんあって、
暗闇や細い場所を歩いて明るい所に出て来るという「生まれ変わり」疑似体験
とは知っていましたが、「樹型」というのは何なのでしょうか？


どうも富士山の噴火によって倒れた木が、燃えて空洞になった洞窟を歩いて抜
けるようです。受付の方の説明を聞くと、ムチャクチャ狭いらしい…。
富士講の方々が、富士山に登る前にくぐられたとか。




ここが入口です。


入った所が「肋骨」と言われる場所で、本当に肋骨の中を歩いている気がしま
す。ここまではまだ屈んで歩けるのですが…。


暗いよ、恐いよ。




母の胎内という場所は、行くまでに下はぬかるみ、上からは水滴が…。


胎内一歩手前まで行きましたが、最後まで行くには腹這いになって行かないと
無理そうで、服を泥んこにするわけにはいかず断念。この奥に行くと母の胎内。
前にチラッと見えているのは私。友達は私を１人で行かせて、早々と断念ｗ。


父の胎内。こちらは若干広いです。


出口。


この日は恐ろしいほどの偶然で、1年に1度だけもう一つの吉田胎内樹型という
場所が解放される日でした。でもそこに到達するためには車を降りて20分は歩
き、おまけにすごい人で入るのも一苦労…との事。
これだけ入るだけで筋肉痛になった私たちは、速効で行くのを止めました(;_;)。

車で通りかかった、満開の八重桜。