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相生座 岐阜 [日本あちこち]

この日は台風が接近中で小雨が降る状況でしたので、ウォーキングはパスして、
瑞浪の相生座に寄ってみました。9月に加子母の明治座に行った時、地歌舞伎が
おもしろかったので見学してみたかったのです。
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ここは維持できなくなった下呂近くの芝居小屋を、ゴルフ場のオーナーが買っ
て移築したもので、芝居をされる方は皆ゴルフ場の従業員さんです。
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ちょうど先週が年に2度の公演日だったそうで、まだ片付けられていませんでし
た。公演日に行けばよいのでしょうが、そうすると見学ができないのでちょう
どよかったです。
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出し物の1つは「神霊矢口渡」で、その時のセット。
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9時開館のギリギリに行ったので、オーナーのお嬢さんから直々に説明をしてい
ただきました。チェコのお城から発見された古い舞台のご縁で、現地との交流が
できてお互いに講演会などをなさっています。その後、説明をして下さる方とバ
トンタッチ。女性陣は、衣類のおしろいを落とすなどの作業中でした。

奈落へ入ります。
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これを回して、花道にあるスッポンの出入りをします。
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廻り舞台。明治座を含め、現在動くのは岐阜県で3つとか。
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2人ずつ、2ヵ所から人力で押します。大変ですねぇ。
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移築する時、造られた水槽。こけら落としの時、市川猿之助さんが「鯉づかみ」
という演目をするためにできたのですが、それ以降はあまり使っていないようで
す。オーナーが、猿之助(現・猿翁)さんの応援をしていたご縁で実現しました。
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「かぶりつき」の語源になったお芝居らしいです。水除けのかぶりものが付いた
席だから、かぶりつきとか。
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これは以前の楽屋に行くための階段。でも着物を着てこの急階段を上るのは大変
なので、今は1階を使っています。
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以前の楽屋。
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出演者の記念の一言。
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ここの奥へ歩いて行って、雪や桜を散らせます。
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これは太夫の席と、右側は拍子木や足音の効果音を創り出す木。
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2階部分が資料館になっていて、衣装が飾られていました。
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お気に入りのガマです。着ると、暑いそうです(^^;)。
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