雲が描いた月明かり 第1〜第8話

韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」を見ました。「太陽を抱く月」などの名子役キム
・ユジョンが大人の女性を熱演しています。

「第1話」「第2話」。
ホン・ラオンは、育ての父の薬代を稼ぐため、ホン・サムノムとして町の恋愛相談を
引き受けていました。ある日仕事先のお嬢さんを振り向かせたいという男が相談に来
て、女性の気を引く台詞を教え大成功。ところが彼女はお嬢さんではなく家の奥様だ
ったため、逃げた2人とサムノムは指名手配されてしまいます。さらに次の相談者の
文通の相手に会いに行ったサムノムは、そこで妹を心配して代わりにやって来た世子
ヨンと出会い追われることに…。


「第3話」「第4話」。
内官になりたくないラオンは、最終試験問題を白紙で提出します。一方仲間の回答に
は、明快な答えを代筆してやります。しかし質問をしたのは王女で、内容を見てその
筆跡が自分と文通していた恋人と同じだと気づき、激怒します。危うく殺されそうに
なったラオンを助けたのは、世子でした。世子とは気づかず自分の捕まえたヤマドリ
でヨンをもてなしたラオンは、「空腹でなくても、心が満たされないことが多かった
のですね」と声をかけます。白紙で出した問題は「どこか虚しそうに見える方に内官
は何をして差し上げればよいでしょうか？」というもので、ここでも世子に認められ
合格してしまいます。


「第5話」「第6話」。
世子専用の書庫に届け物をしたラオンは、ヨンが世子であることを知ります。今まで
通り「友」として付き合おうという世子に戸惑うラオン。世子は王を助けるために代
理執政を行おうとしますが、領議政が「清に許可を得る必要がある」と異論を唱えま
す。ヨンは「王の誕生祝の時に、やってくる清の使節団に承認してもらおう」と提案
します。世子は妓生たちに舞踊を教えた舞踏団で、清の使者をもてなそうとします。
ところが当日になって、領議政らの陰謀で一番重要な舞姫が失踪。踊りを覚えていた
ラオンは、急遽代役として舞を披露します。


世子と恋のライバル役、キム・ユンソンさん。ラオンが困った時、どこからともなく
助けに来ます。これは「太陽を抱く月」の陽明君的存在ですね。そして王のボディー
ガード、キム・ビョンヨンさん。これも「太陽を抱く月」のウンのキャラ。
2つのお話は、よく似ています。

「第7話」「第8話」。
池に落ちて風邪をこじらせ寝込んでしまったラオンを、ヨンは一晩看病します。夢で
生き別れた母親のことを思い出し、涙するラオン。幸い病気は治り久しぶりの休暇を
もらった彼女は、風燈祭で母親を探します。ところがそこに現れたのは、世子でした。
一方ラオンに好意を持つキム・ユンソンは、約束をした風燈祭に遅れ、あわてて彼女
を探します。しかしラオンは、世子と楽しそうに風燈を飛ばしていました。強引にラ
オンを連れて行こうとするユンソンを、ヨンは制止します。