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三浦口→西中大谷橋 12.1km [熊野街道小辺路ゆっくり散歩・完歩]

さて船渡橋を渡って、3日目いよいよスタートです。
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右の道は、民宿から送ってもらった臨時の河原の道路。
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石畳の道が残っています。
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吉村家跡。この大木は、吉村家の防風林です。
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大きなお屋敷だったのでしょうね。
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三十丁の水。おいしい水でした。
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目の前が開けて、絶景です。
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ただ崩落した場所だらけ。ここから先もたくさんありました。
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迂回します。
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三浦峠に到着。標高は1,070mです。
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この時もちょうど休憩中の方が出発されたので、無事に座れました。
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山本さん家のお弁当をいただきます。
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古矢倉跡。
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出店跡。
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今西集落。遠くに見える向い側の集落です。
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矢倉観音堂。
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中には観音様が見えます。
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順調に下りて来たのですが、赤い古道から青い×の部分で落ちました。
疲れていたのと、もう少しだとホッとしたのがいけなかったのだと思います。
頭から落ちて、2度ぐらい回転して木にぶつかって止まり、飛ばされて木の枝
の束になった部分にまたがるようにして落下。助けを求めましたが同行者が
なかなか気づかず、長い間叫んでいました。やがて助け出され…。
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奇跡的に手足を骨折することもなく、肋骨の強打と全身打撲、切り傷、擦り
傷、突き指ぐらいで済みました。頭を木で打ちましたが、それも軽かったで
す。緑の道は、崩落があったための迂回路ですが、私は古道の出口、迂回路
の入口に落ちたのです。本当だったら古道まで上がって、西中バス停まで歩
かなければダメなのですが、その道が崩落したために西中大谷橋のバス停に
続く道に、期せずしてピンポイントに降り立ちました。帽子は紛失。

私が出て来た道。この道は古道ではありません。
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迂回を促す看板。
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西中大谷橋のバス停。バスは16:44までなし。
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そしてこれも本当は「ホテル昴」の前まで8km歩かなければならないのです
が、さすがに傷だらけで動けずホテルに電話してみることにしました。古道
歩きの人をいちいち送迎していたらキリがないので、昴でそういうサービス
はありません。最初はタクシー会社を紹介されましたが、タクシーが1台し
かないらしくて断られ、呆然。すると昴の方がリダイアルしてくれ、迎えに
来てくれました。神様、仏様、昴様…。舗装道の先を歩いている旅人たちを
横目で見ながら、申しわけなくホテルに到着。ここに宿を取って、よかった!
重ね重ね、不幸中の幸いが重なった出来事でした。
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この日の1週間後、小辺路ガイドツアーに参加された関東の方が、このコー
スで転落され亡くなりました。人ごととは思えず、心よりご冥福をお祈り致
します。

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西中大谷橋→

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