忍びの家 司令、痕跡、幻花、復活、告白、異人、取引、日蝕

「忍びの家」を見始めました。大谷さんと奥様の話題が出る前からチェックして
いたのですが、他のドラマも終わってついに突入。

「司令」「痕跡」。
服部半蔵の子孫として、造り酒屋を営む傍ら忍者の技術を磨いて来た俵家。風魔
一族を滅ぼした時に長男岳を失ったことで、政府からの依頼を一切断り足を洗っ
ています。次男の晴は造り酒屋を継ぐことを断り続け、父壮一と意見が合いませ
ん。母の陽子は生活苦もあり、忍びを辞めたことにストレスを感じスーパーで万
引きをしてスリルを味わっています。長女の凪は岳と約束した忍者の修行をする
ため、美術館から文化財を盗み出しまた元へ戻すという作業を繰り返しています。
仕事帰りによく顔を合わせる謎めいた女性に恋心を抱いた晴は、一緒に食事に行
く約束をしますが…。


「幻花」「復活」。
盗んだ文化財を謎の忍者に奪われた凪の元に、「俺たちの家にある掛け軸と交換
する」というメッセージが届きます。死んだ岳が生きているのかと疑う凪でした
が、晴に質問しても馬鹿にされるだけでした。酒蔵の経営を立て直そうと、新し
く宣伝部長に採用した森真由子のアドバイスに従って、壮一は家族写真を撮ろう
とします。でも約束の日に陽子は遊覧船事件の手掛かりを持つ松浦とデート中で、
晴と可憐は元天会に潜伏中、凪は祖母の部屋で掛け軸を捜索中と誰も現れません。
元天会のトップ、辻岡と会った晴は…。


「告白」「異人」。
陸は家族の様子がおかしい事に疑問を抱き、家の中を調べて秘密の鍵を開けます。
そこには服部半蔵たちの肖像画や、忍者の道具がたくさんありました。祖母のタ
キは陸に自分たちは「忍び」であり、服部半蔵の子孫だと告げます。駅のホーム
で元天会に殺されそうになった可憐は、危機一髪晴に助けられます。晴は可憐の
身の安全を考えて酒蔵に連れて帰ります。そこに浜島と沖が訪ねて来たため、家
族は咄嗟に可憐を机の下に隠します。浜島は、風魔党が復活したことを告げます。
そして可憐も、俵家が忍者一家だったことを知ります。


「取引」「日蝕」。
可憐が浜島たちに連れ去られ、命を救うために晴は二度と可憐に会わないと約束
します。凪は海岸で岳が人を殺すのを見て、帰って来た岳に風魔かどうか確認し
ますが岳は否定します。俵家は風魔党に襲われ、凪は留守を守るタキや陸ととも
に戦います。彼等の狙いは、北条氏の家系図を記した掛け軸でした。黄色い花を
満載したトラックを追う壮一と陽子は花を粉末に加工している工場に忍び込みま
すが、そこには掛け軸を手にした岳がいました。日蝕の日に、風魔党はとんでも
ない計画を立てていました。


父親役の江口洋介さん大好きなのですが、普段と忍者になった時とのギャップが
ちょっと足らない気がします。初登場で「化け物か」とピエール瀧さんが言うの
ですが、そして本人も「狩りの時間だ」と一言あるのですが、そういう迫力は全
くなくてただのスッとしたおじさんでした。それと同じで、どうも脚本が薄い気
がします。外国の方は忍者が登場して楽しいでしょうけれど、日本人としてはも
っと何かがないとスッキリしません。