ライフ・イズ・ビューティフル＆新しき世界＆ドラゴン・キングダム＆キャプテン・フィリップス

去年は、連続ドラマにはまってしまって、なかなか普通の映画のDVDが見ら
れませんでした。今年はどうなるかなぁ…。

「ライフ・イズ・ビューティフル」。
これ見たかったのですが、なかなか機会がなく、今に至りました。
チャップリンの喜劇のような感じで、物語は始まります。
前半はおとぎ話のように、後半はかなりシリアスに…。
主人公グイドは道化役で鼻につく時もあるのですが、お話が進むうちにその
存在の虜になりました。個人的には、ドイツ人のレッシング医師との絡みが
一番好きです。人間の本質にある、恐ろしさを表現している場面です。
その恐ろしさとは…、「無関心」。












「新しき世界」。
韓国版「インファナル・アフェア」かと思いましたが、ちょっと違いました。
インファナル・アフェアが警察とマフィアとの駆け引きを中心にしてるのに
対し、こちらはマフィアの友情絡みです。
お馬鹿だと思っていたチョン・チョンが、意外に賢く意外にタフな人だ…と
わかった時、ジャソンじゃなくても心を奪われます。
ファン・ジョンミンはじめ、芸達者が揃っていました。












「ドラゴン・キングダム」。
ジャッキー・チェン、ジェット・リーなどのカンフー映画です。
でもカンフー映画って、どうしてもマンネリ化しがち。少年がカンフーの師
に出会い、修行を重ねて強くなる話が多いですが、これもそのままでした。
そしてお馴染みのワイヤーアクションですが、これが中国武術映画をダメに
した…と思うのは私だけでしょうか？　皆さん、十分な実力があるのだから、
そのまま殺陣をしてもよいと思うのですが…。












「キャプテン・フィリップス」。
ソマリアの海賊に立ち向かうお話ですが、ソマリアの海賊ってあんな簡単な
小舟で、あんな少人数で大きな船を襲うんですね。びっくりしました。
しかも実話だし…。地味な映画ですが、極限状態に置かれたトム・ハンクス
の演技がよかったです。