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神倉神社 和歌山 [日本あちこち]

熊野川を下った時、説明してもらった神倉神社。心惹かれるものがあったので、
訪問しました。
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神倉神社のご神体は「天磐盾」と呼ばれる岩で、熊野権現が初めて降臨した場
所だといわれます。通称「ゴトビキ岩」。ここ(旧宮)から新宮の阿須賀神社
に移られたので、新宮の地名の由来にもなっています。

ゲッ、この階段、すごいですねぇ。まっすぐじゃないし…。
源頼朝が寄進した階段だそうです。経年変化がハンパない。
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今までいろいろな神社に行って、いろいろな階段を上りましたが、一番恐くて
落ちる=死ぬことを意識した階段でした(;_;)。ほぼ垂直なんです。
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これがご神体。
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神武天皇が東征した時、この海岸に上陸し「天磐盾」に登ってあたりを見ると、
「ただならぬ気配」を感じます。そこで軍を引いて徐々に熊野灘を進むと嵐に
なり、次兄と三兄を失ってしまいます。長兄はすでに戦死していたので、ここ
で神武天皇はすべての兄弟を亡くしてしまうわけです。

この日は台風が来る日。私も「ただならぬ気配」を感じましたw。
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帰り道。恐くて、例の石段を下りることができません。
ここでは毎年2月に「お燈まつり」というお祭りがあって、多くの男性が松明
を持って石段を駆け下りるそうですが、絶対死傷者出ますよね。大丈夫?
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新宮駅前の「お燈まつり」の像。
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そこに「女坂」の文字が…。下りはこちらに変更です。
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でも「女坂」のやさしい響きとは裏腹に、なかなか厳しい道でした。
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やっと出発地点に戻って来ました。ホッ。
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この日、熊野速玉神社から歩いて那智方面へ行こうとしましたが、台風18号
の接近で紀勢本線が終日運転見合わせ。歩けなくなってしまいました。
やっぱり「ただならぬ気配」でしたねぇ。

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