ダウントン・アビー6 強迫、親心、晴れの日に、執事代行、激震、亀裂、悲しみの決断、愛の交錯、誠意の告白／懐かしき友、久しき日々

「ダウントン・アビー」のシーズン6です。今回が最終章となります。

「強迫」「親心」。
伯爵は雇用を減らすことで経費削減を考え、使用人たちは心配し始めます。ヒューズは
カーソンとの夫婦生活について思い悩み、パットモアに相談します。
大病院が地元の病院を買収しようとし、バイオレットは反対しますがイザベルは患者の
ためにはよいと賛成し対立。コーラも絡んで波乱含みの展開です。
メアリーがギリンガム卿と逢瀬を過ごしたホテルのメイドが、メアリーを脅迫するため
にダウントンを訪ねます。メアリーは拒否しますが、伯爵はうまく事を収めます。

「晴れの日に」「執事代行」。
イーディスはついにスキナー編集長をクビにしますが、明日発売の雑誌を入稿しなけれ
ばならない事態に陥ります。でも手伝いを申し出てくれたバーティーの助けもあって、
無事に仕事を終えることができました。パットモアはヒューズのために花嫁衣装を注文
しますが、酷い服が届きます。そこでメアリーはコーラのイブニングコートを使うのは
どうかとアンナに提案。ただメアリーがイブニングコートの件を言い忘れ、ヒューズた
ちが服を漁っていたとコーラに誤解されてしまいます。


「激震」「亀裂」。
バイオレット対コーラ、イザベルの病院問題は結着が付かず、ついにバイオレットは保
健大臣チェンバレンを夕食に招いて味方につけようとします。夕食会では議論が白熱し
女性たちが言い争うになる中、伯爵は血を吐いて倒れます。幸い命は取りとめますが、
メアリーとトムは伯爵の負担を減らすべく、土地管理を自分たちでしっかりやろうと誓
い合うのでした。


「悲しみの決断」「愛の交錯」。
ヘンリーに招待され、自動車レース観戦に出かけた一家。ところが事故が起こり、ヘン
リーの一番のライバルで親友だったチャーリーが亡くなってしまいます。メアリーは衝
撃を受け、ヘンリーと別れる決意をします。
イーディスはバーティーから求婚されますが、マリーゴールドが自分の子供だとは言い
出せず返事を延ばします。


「誠意の告白」「懐かしき友、久しき日々」。
ヘンリーと結婚したメアリーは、自分の発言でイーディスが破談になったことに責任を
感じ、バーティーとの仲を修復しようと策を練ります。ヘンリーはカーレースを辞め、
ブランソンと一緒に事業を始めようとします。カーソンは手が震えるようになり、給仕
の仕事がうまくできなくて悩みます。ヒューズは医者に診せるように助言しますが、父
や祖父もそうだった…と耳を貸しません。


登場人物、それぞれが全部幸せになるという、夢のような結末でした。ファンとしては、
嬉しい限りです。これから伯爵家にはどんどん変化の波が押し寄せ、不幸も襲うのでし
ょうが、それを見なくてよいだけホッとします。