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相賀→(馬越峠)→尾鷲 7.5km [熊野街道伊勢路ゆっくり散歩・完歩]

相賀から馬越(まごせ)峠を越えて、尾鷲に出ます。
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相賀神社。
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古いお家もあります。
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駅からモリを持った少年たちと一緒で、彼等はこの銚子川で魚を獲るようです。
都会にはない、少年時代♪のような世界ですね。羨ましい限り。
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ごんべ洞門。イラストが描かれています。
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ごんベさんが種蒔きゃ、カラスがぼぜくる、三度に一度は追わずばなるまい
ズンベラ、ズンベラ…

この民謡のごんべさんは、上村権兵衛という人で、知恵と体力に恵まれ鉄砲の
名手だったそうです。でもやさしい性格で、せっかく蒔いた種をカラスに食べ
られても追い払うことができませんでした。

春・夏。
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その頃、馬越峠に大蛇が棲みつき村人が困っているのを聞いて、鉄砲を持って
退治に行き、肌身離さず持っていた母の形見のズンベラ石を投げて仕留めまし
た。でも権兵衛は、蛇の毒気に当たって死んでしまうのです。

秋・冬。
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この付近では、今も愛されているんですね。
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大蛇の住んでいた、馬越峠の登り口です。
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石畳の美しい道ですが、石畳は歩きにくいんです。
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夜泣き地蔵尊。
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一里塚跡。
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石畳をも突き抜ける木の根。
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馬越(間越)茶屋跡。
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峠です。左へ行くと、天狗倉山の山頂。天狗岩という大岩があるそうです。
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桜(安兵衛)地蔵。これも夜泣き封じの地蔵です。
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行者堂。大峯修行を55回も行った、吉田行者を称えて造られたもの。
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こっちへ行くと、不動滝。
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津波供養塔。宝永4(1707)年の宝永大地震津波の犠牲者を慰霊しています。
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坂を下りる途中で、地元の方に出会いました。
「馬越峠から下りて来たの?」「はい」
「天狗岩、上った?」「いいえ」
「馬越峠まで来て、上ってないの? あり得ないよ」
「不動滝、行った?」「いいえ」
「もったいない、今から見に行くか」

先を急ぐので辞退しましたが、地元愛は半端ないです。
そして地元の高齢の方、お元気ですね。
途中で何人も登山者とすれ違いましたが、皆さんスイスイ私達を抜いて行きま
す。アグレッシブ過ぎる! 天狗倉山って、とっても高いんですよ。
峠に着いた後では、登る気にもなりません。

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古いお風呂屋さん、2011年で営業を終了されたようです。惜しいですね。
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尾鷲駅。
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尾鷲のマンホール。
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尾鷲→

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