AIRFRANCEの旅 おいしいスペイン旅行記 9日目＆くるみ割り人形と秘密の王国＆終わった人＆デアデビル＆ウィドウズ

ビルバオからパリ、パリから関空へ飛びます。
パリ到着。パッチワークのようなスペインの畑より、規則正しい気がする…ｗ。


パリのアジア便発着場所は、少し前まで端っこの端っこまで歩き、後はバスに乗ると
いうその遠さにヘロヘロになった覚えがあるのですが、今回バスに乗ることもなく、
きれいな免税のお店やレストランもあり驚きました。指示板に中国語もあり、よほど
中国人の観光客が増えたのだと思います。日本や韓国あたりの客数では動かなかった
エールフランスも頑張ったのかな？

空港内のレストラン。明らかに、回転寿司のようなものが回っています。不思議。




以前怖かった出国ゲートチャックもやさしく終わり、嬉しいです。




和風ビーフカレー、ジャガイモとニンジン、錦米のグリンピースごはん。
カマンベール。




カブとニンジンの二色サラダ。ソフトレモンケーキ。


鶏肉のソース煮、野菜の乱切り。




アイスのおやつが出ました。KLMより頑張ってるなぁ。


朝食です。






機内で観た映画。
「くるみ割り人形と秘密の王国」。
ヴィクトリア朝時代のロンドン。人々はクリスマスイブでお祭りムードになっていま
した。そんな中ミスター・シュタールバウムは、亡き妻マリーの最後のクリスマスプ
レゼントを子供たちに配っていました。姉弟と共にクララも卵形の箱をもらいます。
そこにはマリーからの手紙が同封されており「この卵の中には貴女が必要とするもの
全てが入っています」と書かれていました。


「不思議な国のアリス」的な冒険ファンタジー作品です。











「終わった人」。
田代壮介はかつて大手銀行の銀行マンであったが、子会社に出向させられ、そのまま
定年を迎えます。趣味や夢もなく、これまで仕事一筋だった彼は退屈な日々を送るよ
うになります。スポーツジムに通ったり、図書館で時間を潰そうとする一方、職業安
定所で職探しを始めるが、高学歴と立派な職歴がネックとなり思うようにいきません。


「終わった人」ではなくて、ぜんぜん「終わってない」いけてるおじ様を舘ひろしが
演じています。世の中の「終わった人」に比べたら、数千倍すごいお話です。











「デアデビル」。
ニューヨークのスラム街、ヘルズ・キッチン地区出身のマット。父は二流のプロボ
クサーでしたが、八百長絡みのゴタゴタで殺されます。子供の頃事故で放射性廃棄
物を浴びて両目を失明したマットは、超人的な聴覚・嗅覚・触覚・味覚を持ち、驚
異的な反射神経と平衡感覚、音の反響を三次元のイメージとして捉えるレーダーセ
ンスを身につけていました。


かなり前のマーベル作品。暗いです。コリン・ファレルが悪役なのですが、主役の
ベン・アフレックを喰ってしまっています。











「ロスト・マネー 偽りの報酬」。原題「ウィドウズ」。
夫たちは、全員壮大な規模の犯罪を遂行し終える前に、警察により殺されてしまい
ます。夫の死後ウィドウ（未亡人）となった4人は、愛する夫を殺した敵を討つた
めに、亡くなった夫たちの代わりにその犯罪を成し遂げることを決めます。　


コリン・ファレル、また出てました。暗くて哀しい映画です。女性のしたたかさや
強さを描くわけでもなく、腐敗した社会を斬るわけでもなく見終わった後も爽快さ
が感じられませんでした。