ヴァイキング〜海の覇者たち～ 旅のはじまり、新たなる航海、戦いの序曲、仕組まれた裁判、奇襲、選ばれし者、約束と裏切り、生贄の儀式、決裂

Amazonのプライムビデオで、「ヴァイキング〜海の覇者たち～ 」を観ました。

「旅のはじまり」「新たなる航海」。
ヴァイキングのラグナルは、恒例の貧しい東の国への略奪を止めて豊かな西の国へ
航海しようと族長ハラルドソンに提案します。しかしハラルドソンは「西の国が豊
かである確証がない」と却下、おまけにラグナルの背信を疑います。ラグナルは兄
ロロと船大工のフロキともに、法を破ってフロキの造った舟で西へ旅立ちます。


「戦いの序曲」「仕組まれた裁判」。
イングランドに到達したラグナルは、上陸した修道院で修道士たちを惨殺し宝物を
強奪します。そして自分たちの言葉が話せる修道士アセルスタン他数名を奴隷とし
て連れ帰ります。ハラルドソンは驚きますが宝物を没収し、次の航海に出たいとい
うラグナルの航海術を盗むよう部下のクヌートに命じます。ラグナルは妻ラゲルサ
も連れて海へ出て、ノーザンブリア王国にたどり着きます。


「奇襲」「選ばれし者」。
ラグナルが狩りに出ている間に、ハラルドソンによって村が奇襲され、急いで戻っ
たラグナルも大怪我をします。生死を彷徨う彼は、フロキの元で介抱され一命を取
り留めます。居場所を探りたいハラルドソンは、ロロを捕まえて拷問します。その
話を聞いたラグナルは、傷が癒えないままハラルドソンに決闘を申し込み、彼を打
ち倒して族長となります。


「約束と裏切り」「生贄の儀式」。
ノーザンブリア王国に略奪に来たラグナルたちは、エラ王の弟エゼルウルフの軍に
迎え撃たれますが、奇襲を成功させて壊滅させエゼルウルフを捕虜にします。ラグ
ナルは王に会い、キリスト教的な文化に触れ食事を共にします。そして2000ポン
ドの金と銀を渡せば、捕虜を解放し略奪を止めて帰ると約束します。しかしエラ王
は約束を守らず、ラグナルたちを罠にはめ攻撃を仕掛けました。


ヴァイキングの北欧宗教が独特ですね。生と死がとても近く、死んでヴァルハラへ
行く方が生きていくより優先される感じです。なので死を恐れず戦いますし、老衰
より戦死を望みますし、生贄を選ぶ時にも割と気軽な感じで立候補したりします。
ちょっとこの辺りは、ピンと来ません。

「決裂」。
ホリック王の依頼で、スウェーデンにあるボルグの領土へ土地返還の交渉に向かう
ラグナルたち。フロキがボルグの要望をホリック王に伝えるため往復する間、トネ
リコの木を見に行けと勧められ、ラグナルたちは旅立つことにします。人質として
残ったロロに、ボルグは信頼する弟に妻や部下を毒殺された話をして裏切りを促し
ます。トネリコの木の途中の森で、ラグナルは美しい女王アスラウグに出会い、心
を奪われます。しかし留守の間に村では恐ろしい疫病が流行り、娘ギーダも亡くな
っていました。


う〜ん、奮闘する妻のラゲルサに対比して、ラグナル女好き過ぎます。長男がいる
のに、よほど息子が欲しいのですね。シギーも自らナイフを振るって守った娘を失
っていまい、気の毒でした。