ナルコス メキシコ編2 セイブ・ザ・タイガー、賽は投げられた、ルーベン・スノ・アルセ、コカイン地下道、アレジャノ・フェリクス兄弟、最適な候補、真実と和解、政治体制の崩壊、成長,反映,自由、自由貿易協定

「ナルコス」のメキシコ編のシーズン2です。

「セイブ・ザ・タイガー」「賽は投げられた」。
キキを殺されたDEAは、レジェンダ計画に取り掛かります。組織の下層の人間
を捕まえて、そこから手がかりを掴んでいく作戦です。まず捜査官のウォルト
は、キキを拷問して殺害した男を探そうとします。彼にアドレナリンを注射し
て意識をはっきりさせていた医師を誘拐し、拷問した男がメキシコ警察の司令
官ヴェルディンだと判明します。ヴェルディンの拉致計画を立てるDEA。一方
ミゲルは新しい妻との間に赤ん坊が産まれ（画廊の女性か？）、プラサを仕切
っていました。しかしカリ・カルテルからの資金が滞り、プラサのメンバーは
不信感を抱き一触即発状態です。


カリ・カルテルのヒルベルトのような頭脳を持ちながら、もっと線の細い華
奢な主人公のミゲル登場です。DEAの刑事役のキキがパッとしませんが、時
間が経過するうちにもしかしたら格好よくなるかも…ｗ。

「ルーベン・スノ・アルセ」「コカイン地下道」。
ヴェルディンが死に、DEAは彼の口から出たルーベン・スノ・アルセを次の
ターゲットにします。ルーベンはDEAを怖がって、叔父の国防大臣の家に逃
げ込みます。ミゲルも身の危険を感じ、大臣に自分を守って欲しいと要望し
ます。DEAは恐怖でルーベンを追い詰めようと偽の情報を流し、屋敷から出
て飛行機で逃亡しようとする彼を機内のままテキサスに護送します。人生の
恩人であるファーミンの息子を殺してしまい、闘わざるを得なかったパブロ
・アコスタは、迎えに来たアマドを巻き込んで銃撃戦を繰り広げます。


「アレジャノ・フェリクス兄弟」「最適な候補」。
DEAの内通者となったカルデローニ司令官は、ティフアナを通るドラッグに
はフェリクス兄弟によってすべて10%の税金がかけられているが、シナロア
はそれを払わず、ティフアナの倉庫に預けているドラッグの在庫400kgを近
くトラックで回収するという情報を流します。ティフアナの倉庫からトラッ
クを尾行したDEAは、怪しげな建物に立ち寄るのを目撃。調べてみると、ど
うやらシナロアのチャポたちが国境を越えてトンネルを掘っていることがわ
かります。


今回はパチョだけでなく、ホルヘが警備担当者役で登場しました。嬉しいｗ。

「真実と和解」「政治体制の崩壊」。
部下のコチロコを殺されて怒りに燃えるシナロア・プラサのエクトル・パルマ
は、フアレスのパブロ・アコスタに電話し、連合からの離脱を持ちかけます。
2人の通話は公安に盗聴され、カルデローニからミゲルへ伝達されました。怒
ったミゲルは、エクトル・パルマの殺害を命じます。それを聞いていた運転手
はエクトルの妻と浮気をしていて、思わず事実を彼女に知らせエクトルは難を
逃れました。そろそろ仕事を引退したいと思っていたアコスタは、恋人ミミの
勧めで捜査官のウォルトに会います。


「成長、反映、自由」「自由貿易協定」。
ミゲルは、組織の将来をかけて70トンものコカインの輸送に挑戦します。その
情報を得たウォルトとDEAは、アマドの動きを傍受してコカインの摘発に動き
ます。しかし追跡装置に気づいたミゲルやアマドは装置を元に戻し、大規模な
罠を仕掛けていました。DEAは壊滅し、ウォルトはメキシコから手を引く事に
なってしまいます。一方ミゲルは前妻マリアとよりを戻し、大統領選の祝勝パ
ーティにも出席しました。プラサを通じてメキシコの密売組織のトップとして
君臨するミゲルでしたが…。


数ある捜査官の中でも、ウォルトは作戦が成功しない捜査官でしたね。ミゲル
の話から、シーズン3はアマドやチャポの話になるのでしょうけれど、ウォル
トも出るのかな。