スーパーナチュラル7 死の扉、ハンターの覚悟、時を超える殺人者、危険な情事、ようこそピエロランドへ、呼び出された悪魔、恐怖の古道具、癒しの力を持つ男

「スーパーナチュラル」のシーズン7の続きです。

「死の扉」「ハンターの覚悟」。
頭を撃たれたボビーは、救急病院に担ぎ込まれます。意識不明の中で、ボビーは
ディーンとサムと森の中にいました。リバイアサンの実験で失敗し、食人鬼にな
った人間の犠牲者を見ているのです。すると彼の頭から血が滴り落ち、ここが夢
の世界で、現実の自分が撃たれたのだと認識します。現実のサムとディーンに渡
さなければと6桁の数字をメモして、ポケットに押し込みます。次のシーンでは、
ボビーの家の寝室に妻のカレンと一緒にいます。カレンは聞いてほしいことがあ
ると話します。しかし突然雷が鳴り、ボビーは昔の記憶ではそんな事実はなかっ
たと気づきます。


長〜い叙情的なボビーへの鎮魂歌でした。よくできた回だったと思います。ボビ
ーがいかに兄弟を愛していたか、その根底には父親との事件があった事が最後に
明かされます。

「時を超える殺人者」「危険な情事」。
ミルズ保安官から、ミイラ化した遺体が2つ出ていると連絡が入ります。目撃者
に会いに行くと、被害者はみるみるミイラ化し犯人は閃光と共に消えたと言いま
す。過去にも同じ事件があり、犯人は必ず3人を襲っていました。中折れ帽をか
ぶり時代がかった服装の男を発見した兄弟は、急いで後をつけます。男が路地裏
で人を襲いエネルギーを吸い取ったのを見たディーンが飛びかかると、1944年
にタイムスリップしてしまいます。イーサン・スナイダーというその男は、時の
神で、エリオット・ネスも彼を追っていました。


いつも楽しい、ディーンの仮装劇場ですｗ。今回は「アンタッチャブル」の世界
でした。三つ揃いのスーツで、決めてます。

「ようこそピエロランドへ」「呼び出された悪魔」。
男性の、グロテスクな吸盤の跡が残る死体が発見されます。結果をみると10ｍの
ミズダコに襲われたことになると検視官は言いますが、それはあり得ません。兄
弟は被害者宅を訪ねますが、特別おかしな様子はなかったようです。ベビーシッ
ターに話を聞くと、娘のケリーの誕生日を「プラッキーピエロ」という子供向き
のピザ店で行ったのに、父親は5分だけいて母親は顔も出さず、友達にいじめられ
たケリーを慰めたそうです。子供の頃、ディーンに「プラッキーピエロ」へ置い
て行かれたサムは、ピエロが怖かったトラウマを思い出します。


「恐怖の古道具」「癒しの力を持つ男」。
イリーナというバレエ教室の生徒がトゥシューズを履いて1人で練習していると、
踊ることを止めることができず足首がもげて死んでしまいます。押収されたトゥー
シューズに興味津々だった保管室の警察官の娘は、トイレに行った時床にシューズ
が置いてあり履いてみます。突然踊り出し止まらなくなりそうだったところを、デ
ィーンとサムに助けられます。そのトゥーシューズは古道具屋で売られていたもの
で、女店主が突然亡くなり息子が金庫にあった商品を処分したものでした。その店
で売られた物を回収していた兄弟は、やかんで湯を沸かしていた女性が熱湯を自ら
かぶって亡くなっているのを発見します。