9人の翻訳家 囚われたベストセラー＆THE MOLE＆スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム＆ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」。
実際にダン・ブラウンの小説を発表する時、翻訳家を地下に隔離して行ったと
いうエピソードを元にした映画です。9ヶ国語の翻訳家9人が、人里離れた洋館
で外部との接触を一切遮断されて「デダリュス」という作品を翻訳します。と
ころが一部が外部に漏れ出し…。フランス・ベルギー合作映画です。


犯人が誰かがコロコロ変わり、どんでん返しがあったりしておもしろいです。
ただ突っ込み所は満載。なぜ翻訳家殺人事件に発展するのかが、わかりません。
登場人物が個性的で魅力的なだけに、彼等の思いが今一つ伝わりませんね。そ
のあたりがわかりやすいハリウッド映画じゃなくて、フランス映画でしょうか？
消化不良な感じで終わりました。











「THE MOLE」。
元料理人のウルリクと架空の石油王に扮したジェームズが、北朝鮮の関係者た
ちを巧みに欺きながら盗聴盗撮を重ね、世界を巻き込んだ闇取引へと踏み込ん
で行くドキュメントです。本当にこんな事して大丈夫？とか、これから監督を
含めウルリクとジェームズはどうなるの？とか心配してしまいます。


しかし北朝鮮を支持する組織って、世界にいっぱいあるのですね。だから経済
制裁をしても、抜け道がいっぱいあるのかなぁ。











「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」。
前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターでしたが、ミ
ステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公
開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまった上、正体も暴かれて
しまいます。ドクター・ストレンジに助けを求め、魔術の力で自分がスパイダ
ーマンだと知られていない世界にして欲しいと頼むのですが、途中でお願いを
し過ぎてゴチャゴチャに…。


サム・ライミ監督版「スパイダーマン」シリーズに登場したグリーン・ゴブリ
ンやドクター・オクトパス、マーク・ウェブ監督版「アメイジング・スパイダ
ーマン」シリーズのエレクトロなど過去のシリーズ作品から悪役たちが登場し、
さらに過去シリーズのピーター・パーカーであるトビー・マグワイア、アンド
リュー・ガーフィールドとともに3人のスパイダーマンで戦うというファンサー
ビス版でした。「アメイジング・スパイダーマン」は観てないのでさらに混乱
し、私にとってはおもしろくなかったです。









「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」。
これもSONY作品で、スパイダーマンと同じくDisney+で観られません。かな
り前に観た、1作目の続きです。しかも飛行機の中で観たので、あまり覚えて
ないです。久しぶりに観て、やっぱりグロかったですｗ。アメリカ人の怖い生
物って、どれも似てますね。