大橋屋旅館 愛知→閉館

この日のお宿、大橋屋旅館さんです。


「御油の松並木資料館で出会って、大橋屋旅館の前でばったり出くわした男性が、
この旅館に泊まっていたら怖いねぇ」と話していましたが、大丈夫でした(^^;)。

この大橋屋旅館は、東海道の中で唯一現在でも旅館として機能している旅籠です。
1日2組しか泊まることができないので、急に申し込んでも無理でしょうね。





私たちが泊まった、松尾芭蕉が滞在したお部屋。夏はクーラーがないので、泊まる
ことができないようです。続きの部屋3部屋を、1室として貸しています。
江戸時代は3組泊まったのかなぁ…と思うと、かなり狭いです。


奥の部屋には、火鉢がありました。


階段の上から、下をのぞいています。この感じは昔の旅籠そのままですねぇ。


もう1組のお客さんは3人連れで奥の部屋でしたが、宿の方は2人組の私たちに「申
しわけないけど…」と同情的でした。きっと「古くて道路に近くて、TVもなくて快
適でない」方のお部屋だったからだと思いますが、どうせ泊まるなら古い方がよい
気がします。

部屋の外の廊下。


確かに下の旧道は、夜中自動車が走ってうるさくて寝られませんでした。


急な階段。これも奥の部屋の階段より急ですが、落ちなければ問題ないですｗ
黒光りして、時代を感じます。




最初、枕を忘れてしまったようで、「もしかしたらいつもないのかなぁ」と思いま
したが、すぐセッティングしてくれました。老夫婦だけでは、旅館業はお疲れのよ
うです。一緒に手伝いたくなってしまいます。


古いお家では、もしかしたら凍死寸前かもしれないと覚悟していましたが、上下毛
布でぬくぬくでした。布団も、たぶん今売っているところはないだろう…ずっしり
した掛け布団です。少しも身動きできず（笑）。
TVがないというのは意外に淋しく、パソコンを見ながら寝ました。もちろんネット
にはつなげないので、夜更かしはできません。

このストーブは、電池が入っていないのでマッチでつけます。初めての体験。

コメント 3

こんばんは(^_^)
趣ある旅館ですね、今も営業されていると
いうのが素晴らしいです(*^_^*)
by プースケ (2012-01-11 21:00) 

ご無沙汰しています。
今年もよろしくお願いいたします。

いい旅館ですね～
こういう宿で1週間くらいのんびりしていたいです。
by kotobukimaru (2012-01-12 07:15) 

遅くなったけど、今年も宜しくね！
水戸黄門に出て来そうな旅籠だね。
ストーブ、懐かしい！
もう、我家に化石燃料を使う機器が無くなって久しいなぁ。
by secretariat (2012-01-12 07:56)