あさま山荘への道程＆宇宙人ポール＆ジュリエットからの手紙＆ニューイヤーズ・イブ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
皆さん、お正月はどう過ごされましたか？
今年の最初は、レンタルで見たDVDのご紹介から…。

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「あさま山荘への道程」。
昨年事故で亡くなった若松孝二監督の作品です。話題になっていたので1本
見てみたいなと思っていて、でも「キャタピラー」を見るには勇気がなく、
ここに落ち着きました。ナレーションは、これも昨年亡くなった原田芳雄さ
んでした。

内容はドキュメンタリーのように淡々としていて、普通の学生が革命戦士に
なるために、「総括」という自己反省を求められ、結果殺されていく悲惨な
お話です。その後あさま山荘事件へ至り逮捕されるまでの、連合赤軍の歴史
映画と言うべきなのかなぁ。

集団でリンチにあう状況は、尼崎の連続殺人と変わらないのかもしれません
ね。閉鎖的な空間が思考を奪い、暴力が反抗を抑制してしまうのでしょう。
そして共通することは、リーダーは好き勝手にしていること。自分より下の
人間を思うままにしたい…という人間の欲は、どこから来るのでしょうね。











次は「宇宙人ポール」。


アメリカのコミコンにやって来たオタクのイギリス人2人が、宇宙人に遭遇
する話。日本ではお馴染みのオタクな感じ、アメリカにあるんだなぁ…って
びっくりｗ。しかもこの二人のオタクは「男二人で仲良くしてゲイ？」って
しょっちゅう言われて、日本よりかなり迫害されているようでした。

内容は、スピルバーグの映画が好きな方ならパロディ満載で楽しめます。
「未知との遭遇」やら「激突！」やら「スターウォーズ」やらいっぱい出て
来ました。スピルバーグ監督も、声の出演をしているらしいです。
シュールさ満載のコメディですが、最後にシガニー・ウィーヴァーが出たの
には驚きました。こういう感じの作品、結構好きですね。











雰囲気ガラッと変わって「ジュリエットからの手紙」。
プレ新婚旅行のためイタリアのヴェローナに出かけたヒロインが、ジュリエ
ット宛てに恋愛の悩みを書く女性たちへの返信作業を手伝うことになります。
ふと石の間から50年前の手紙を見つけて、手紙を出すと…。


ジュリエットの家って、そんなに恋愛相談が多いんですね。それに返事を書
いてくれるなんていうのも、粋な話です。
映画の内容は、素敵なラブ・ストーリー♪　いくつになっても恋はいいなぁ
と思わせてくれます。











「ニューイヤーズ・イブ」。
大晦日の素敵な恋のエピソードを、オムニバス形式で描いています。
アメリカ映画が好きそうな展開ですが、ちょっと一工夫が欲しいですね。
ただボン・ジョヴィが俳優として登場した時には、驚きました。

コメント 2

おめでと^^
今年もヨロシクね^^
by solary (2013-01-05 08:02) 

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
私はこのお正月はずっと寝正月でした。たぶん3キロぐらい太りました（笑）。
紹介された映画４つとも私は見ていないのですが、面白そうですね。
特に「宇宙人ポール」は興味があります。
今度借りてきて見てみようかなと思います。
by 朝のソナタ (2013-01-06 15:25)