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積善館 本館 四万温泉 群馬 [ホテル・旅館情報]

「群馬県に来たんだから、温泉に行こう!」企画、第二弾。
草津温泉の次は、四万温泉です。1つ山を挟んだだけですが、まったくイメージが
違う温泉でした。

草津温泉 酸性・含硫黄-アルミニウム泉 ピリピリします
四万温泉 ナトリウム・カルシウム泉   なめらかな感じ

草津温泉 たぶん群馬の温泉の中で一番にぎやか
四万温泉 かなり寂れている湯治場風

という感じで対照的です。どちらにも「メロディーロード」というのがあって、車
で走ると道路の切り込みのせいで地面が音楽を奏でます。
草津は「草津節」、四万は「いつも何度でも」(千と千尋の神隠しのテーマ)。
お互い対抗意識があるのでしょうね。

この日に泊まった「積善館」の前の赤い橋。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデル
になったとか。慶雲橋といいます。わかりにくいですが、一番左にいる方がご主人
です。
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この旅館は本館、山荘、佳松亭に分かれていて、湯治場的雰囲気が一番残るのは本
館です。どこに泊まってもどこのお風呂でも入れる…ということだったので、一番
安い本館に泊まりました。
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さすがに古いですね。お布団は、自分達で敷きます。
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17時から「19代目亭主が大胆に紐解くアニメツアー」というのをやっていて、ロ
ビーからふっと見ると「本日16時から」と書いてあり、チェックインの途中であ
わてて参加しました。3階へ上がって…。
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こういうお部屋で説明を聞きます。
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積善というのは、関善兵衛さんが作った宿で、当主は代々戸籍を変えて「関善兵衛」
を名乗るのだとか。先代もご健在なようでした。

ご主人からは泊まる前に、ジブリの「千と千尋の神隠し」「コクリコ坂から」と吉
永小百合さんの「天国の駅」を見るようにという宿題が出ていました。見ました!
でも積善館の歴史と、千と千尋の神隠しのお話が多かったです。
湯屋のモデルになったのは、宮崎監督曰く、松山の道後温泉本館と、目黒雅叙園と、
積善のようです。

説明の後は、館内散策。本館と山荘をつなぐトンネル。かなり水漏れしています。
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お話の後はお風呂に入りました。肌触りのよいお湯です。
佳松亭の「杜の湯」。積善館のHPより。
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一番古い「元禄の湯」。
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中はこんな感じ。
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町並は草津に比べて非常に寂れていて、お店も16時頃閉まってしまいます。
昔はこの向こうへ道が続き、新潟の方へ抜けられるようになっていたそうです。
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やっと探し当てた酒屋さんで仕入れ。
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地元ビール。
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地酒。
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料理は本館だけお弁当ですが、+2,100円で特製弁当にしてもらいました。
プチ贅沢です(笑)。
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ここが夕食と朝食の会場です。
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夕食後、館内を探検しました。
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これはトンネルのなかった時に使っていた、本館と山荘をつなぐ石の階段。
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説明にはなかったですが、これが「天国の駅」の撮影の時の写真です。
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こちらは朝食。
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お粥は温泉で炊いたものらしいです。
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スミッチ

「元禄の湯」の内部、明治っぽくていいですね
by スミッチ (2013-06-02 21:14) 

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