アルゴ＆ル・アーヴルの靴みがき＆プロメテウス＆ヘアスプレー

「アルゴ」。
イランアメリカ大使館人質事件を題材にした映画で、昨年のアカデミー作品賞を受賞
しています。プロデューサーとして、ジョージ・クルーニーが関与しているのも有名。


作品としては、ハラハラ、ドキドキの連続で、最後まで楽しく観ることができました。
実話のようですが、かなり脚色はしているようです。

「セブン・イヤーズ・イン・チベット 」「ホテル・ルワンダ」「キリング・フィールド」
など、いろいろな映画で題材にされていますが、政権が変わった時の脱出劇というのは、
緊迫しますねぇ。日本人にはそういう経験がないからなぁ。











「ル・アーヴルの靴みがき」。
「過去のない男」と同じ監督の作品。出てきた女優さんまで一緒で、ちょっとびっく
りしました。一目でアキ・カウリスマキ監督だとわかるのはすごいと思いますが、も
うちょっと違う感じの映画も見てみたいですね。


全体の印象は、「大人の童話」という感じです。
最後に奇跡も起きますし、暗く重い雰囲気なのに大体はハッピーエンドなのです。
性善説的考えを持っている、心やさしい監督さんなのでしょう。










「プロメテウス」。
先入観を持たずに観たので知らなかったのですが、「エイリアン」につながるお話で
した。でも完全にはつながっていないようで、続編もありそうな感じです。
人類の創造者があるとすると、なぜまた人類を滅ぼそうとするのか…というヒロイン、
エリザベス・ショウの疑問は解決しませんしね。


あっ、このエリザベス・ショウさん、シガニー・ウィーバー演じたリプリーに勝ると
も劣らない女傑です。リドリー・スコット監督って、こういうヒロインがお好きなの
でしょうか。

そして謎の生命体が成長していく姿と、最後に出て来るエイリアンが結びつかないの
は私だけでしょうか。この生物の大きくなっていく過程がよくわかりません。
エイリアンに触手はないしなぁ。











雰囲気はガラッと変わって「ヘアスプレー」。
昔トラボルタが女装して撮ったミュージカル映画を、リメイク。あれ？と思ったら、
ヒロインの母親役は女装したトラボルタでした。いくら何でも大柄なママだもんね。


根底には人種差別の問題とかもあるのですが、それも含めて明るく踊って歌って笑
い飛ばします。

主演のニッキー・ブロンスキーさん、私は最後まで特殊メークで太らせていて、背
もCGで加工していると思い込んでいて、いつ痩せるんだろう…って楽しみにしてい
たら、そういう体型の方だったんですね。失礼しました。女優さんって、太ったり
痩せたりが自由自在だと思っていたので(^^;)。

コメント 1

いろんなジャンル観てんねんなぁ～
by solary (2013-07-18 11:15)