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エリザベス&エリザベス:ゴールデン・エイジ&モリエール&ジェーン・エア [映画・演劇・コンサート情報]

「エリザベス」。
「もうひとりのシェイクスピア」を観て、フッと興味が出てレンタルした作品です。
ご存知、エリザベス1世のお話です。
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女性として恋をしたり、政治的な決断に迷ったりした女王が、イギリスと結婚する
と宣言し、髪を切って雄々しい王様になるまでを描いています。

このあたりの歴史に疎いので、ん?これは誰、この国とイギリスの関係は?とか疑
問噴出だったのですが、一番混乱したのはスコットランドにメアリーさんが何人も
いること…。しかも実際に行われなかった暗殺などが混ざっているため、わけがわ
からなくなっています。ダドリーと毒殺された女官の件もわからなかったしなぁ…。

まぁ時代考証などは置いておいて、エリザベスの苦悩を演じたケイト・ブランシェ
ットのための映画でした。


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「エリザベス:ゴールデン・エイジ」。
1998年の「エリザベス」から9年後、2007年に撮った映画で、その後のエリザベ
スを描いています。主演は前作と同じケイト・ブランシェット、ウォルシンガム役
も同じジェフリー・ラッシュです。彼は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のバル
ボッサや、「英国王のスピーチ」のライオネルという重要な脇役には欠かせない俳
優さんです。
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「モリエール、恋こそ喜劇」。
モリエール…という名前は聞いたことがあっても、その作品を読んだこともないし、
何をした人かもよくわからない私です。シェイクスピアの後の時代の人なんですね。
そのモリエールが、ちょっと頭の弱い商人の願いで恋のキューピット役をすること
になるのですが…。
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コメディータッチで悲恋が描かれるのですが、登場人物が皆妻子とか夫とか恋人が
いる上での恋愛をしているので、どうも真剣味が感じられませんでした。これはお
国柄でしょうか? フランスでは大人気の映画だったようです。

そしてフランス映画って、「言葉」を非常に大切にしますよね。人生を何かに例え
たり、物事を動作より台詞で相手に伝えることが多い気がしました。ちょっとめん
どくさい感じもするなぁ(笑)。


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最後は「ジェーン・エア」。
ご存知、シャーロット・ブロンテの小説の映画化です。ブロンテ姉妹の作品は暗く
てちょっと苦手です。でも小説には小説なりの重厚さやイギリスらしさがあります。
ただこれを映画にしてしまうと、内容を端折るため別物になった気がしました。
普通の純愛物語風ですねぇ。画像はさすがにきれいでしたけどね。
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6人兄弟の中で一番長く生きたシャーロットですが、それでも38才で世を去りまし
た。ジェーンのように母親を早くに失ったり、施設に入ったり、常に死と隣り合わ
せの彼女の狂気みたいなものが、もうちょっと描かれていてもよかったなぁ。


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