坂木→戸倉→（千曲） 7.9km＆川中島古戦場

暑い日でしたが、ジェラートを食べてちょっと元気が出て、また歩き始めます。

坂木宿ふるさと歴史館には、本陣の表門が残っていました。靴を脱いで見学しなければ
ならないので、今回は外側だけ写真に撮ります。靴を脱ぐのが、大変で…笑。




街道には、古い建物も残っていました。




岩鼻と並ぶ、街道屈指の難所−横吹坂。明治になってから新道の建設が許可され、今あ
る旧道をいつでも通れるようにするなら…という条件付で下に道が造られました。
でも結局旧道は、今はなくなってしまっています。


笄（こうがい）の渡し。
村上義清の葛尾城が武田軍と戦って陥落した時、夫と別れ別れになった夫人とその侍女
たちは、川向こうの荒砥城へ逃亡しようと千曲川の渡しまでやって来ました。舟を捜し
理由を話したところ、船頭は危険を顧みずに引き受け、向こう岸まで渡してくれました。
心打たれた奥方が、舟の渡し賃の代わりに髪に挿していた美しい笄を手渡した…という
お話から、笄の渡しと呼ばれています。






戸倉にやって来ました。戸倉は温泉の町らしく、山の上に戸倉上山田温泉の看板があり
ます。兵庫県にも戸倉というスキー場があるのですが、そちらは「とくら」。長野の方
は「とぐら」です。


よい感じのお蕎麦屋さん。


道祖神や二十三夜塔。


千曲駅です。本日はここまで。



信濃 更科田毎月 鏡臺山（歌川広重）



（千曲）→

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時間があったので、川中島の古戦場に行って来ました。5回の川中島の戦いのうち、最
も激しい戦闘が繰り広げられた第4次の戦いの舞台です。この時、山本勘助も亡くなっ
ています。

一帯は八幡社を中心に、八幡原史跡公園になっています。




信玄に斬りかかる謙信の像。八幡社を、信玄は本陣にしていました。


当時の両軍の布陣。


執念の石。
信玄を襲う謙信を２度も討ち取り損ねた家来が、悔しがって槍を突き通した石。
馬で本陣に近づけるなんて、今では考えられない緩さですねぇ。