善光寺 お朝事＆戒壇巡り＆山門

善光寺の宿坊で泊まったのは、お朝事という朝の行事に案内していただける
からです。今まで3回ぐらい善光寺を訪れていますが、いつも素通りに近い
状態だったので、じっくり堪能したかったのです。

お朝事は日の出とともに始まるので、この日は5時30分頃お寺を出ます。
朝の境内は、さすがに静かです。


有名な、鳩の隠れている額。5羽いるのですが、見つかりました？


お朝事とは365日行われている法要で、法要の導師を務める善光寺の天台宗
の管主様が本堂に入られる時にひざまずいて頭にお数珠で触っていただく、
お数珠頂戴という儀式があります。私たちは、本堂の階段の上でやっていた
だきました。法要が終わった時には、今度は女性の浄土宗のお上人様にお数
珠頂戴をしていただき、二度嬉しいです。


お数珠頂戴の後、法要に参加し、その後真っ暗な中で戒壇巡りをして錠前に
触り（錠前はご本尊の真下にあります）、ご祈願もしていただいてお朝事終
了でした。やってよかった！

ご祈願の間に時間があるので、薬王院の方にいろいろ説明していただきます。
これは1847年の善光寺地震の時、ずれた柱です。


7年に一度のご開帳の時、参道の真ん中に建てられる回向柱。代々松代藩が
建立していましたが、今は松代町が造っています。




一度宿坊へ戻って朝食を済ませチェックアウトし、今度は山門に登りました。
急な階段です。


山門から仲見世通りを望みます。




この後、車で北長野へ行き、長野電鉄で善光寺下駅まで戻りました。