金具屋 渋温泉 長野

渋温泉の金具屋は、昔その名の通り金具屋さんだったのが、温泉が出てから
お宿をするようになりました。この日の宿泊先は、ここです。
















　

温泉饅頭。


渋温泉は九湯巡りというイベントがあって、宿泊客なら無料で9つの湯を回
れます。宿でもらった鍵で開けるのですが、内湯で十分だったので、結局パ
スでした。皆さん「全部回るぞ〜」という意気込みがすごくて、ちょっと引
きましたｗ。


九湯の中の、大湯（9番）と笹の湯（2番）。
　

17時30分から「文化財ツアー」をやっているので、それに参加しました。
9代目の若旦那が説明して下さいます。この若旦那のひいおじい様6代目が、
湯田中まで鉄道ができたのをきっかけに、昭和11年に斉月楼を完成させま
した。

これは内風呂に行く道ですが、両側にお店が並んでいるような造りです。


上を見上げると、天井を青く塗って夜の空を演出しています。


登録有形文化財の斉月楼に続く階段です。4階建ての木造建築って、すごい
ですよね。


各部屋は全部造りが違います。


壁や床に歯車を埋め込んだりして、遊び心満載です。






これは富士山。


4階の廊下は、継ぎ目のないケヤキで造られています。


8階の宴会場にやって来ました。ここは別棟で、山の斜面に建てられていま
す。広い舞台もあって、イベントができるようになっていました。


最初の天井は1枚の面が継ぎ目のない木で造られていましたが割れてしまっ
て、修理する時には戦後で材料がなく、


誤魔化すために中に格子を組んだらしいです。






古い写真。湯田中の反対で鉄道は渋までは来なかったのですが、それが古さ
を残すためにちょうどよかった…と9代目はおっしゃってました。
確かに湯田中はちょっと俗っぽかったです。
　

　

夜はライトアップしますので、こういう建物が、


こうなってとてもきれいです。


部屋の前のこの広場には、人が集まってバシャバシャ写真を撮ってました。