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醒井→番場→鳥居本 8.8km [中山道ゆっくり散歩・完歩]

醒ヶ井からの続きを歩きます。

茶屋道館。自治会が地元の建物を守っているそうです。
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久禮の一里塚。
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番場の宿に入って来ました。
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この宿は、問屋場だらけです。
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本陣跡。
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浮世絵にも、馬がたくさんいます。
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番場

番場は、「瞼の母」の番場の忠太郎と、南北朝の古戦場が有名なのかな。
ストーリーは詳しくないのですが、番場の忠太郎の「番場」って、この宿場の
名前なんだ…と感心。実在の人物じゃないのに、お地蔵さんがあるのですね。
北畠具行と同じく、後醍醐天皇側で戦ってここで自害した北条仲時のお墓もあ
ります。432名の家臣も、集団自決したそうです。
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鎌刃城趾。名神高速を越えた山の上にあります。
城主が浅井長政の家来だったのに信長に寝返り、最前線基地になったとか。
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このあたりの住宅は、ベンガラをどこかに入れています。
岡山で生まれ、京都の寺社仏閣に使われたベンガラ(酸化鉄)は、雪や雨の多
い近江に伝わり、防腐防湿のために塗られたようです。そう言えば近江の赤こ
んにゃくにも、酸化鉄が入っています。
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東海道の石部宿あたりでもベンガラがあったのに、その時はそこまで気づきま
せんでした。
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雪がどんどん降って来ました。ここからいよいよ摺針(すりはり)峠へ。
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泰平水とお地蔵さん。醒ヶ井からずっと、涌水の町ですね。
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峠にある、摺針明神。お詣りしたいところですが、雪でそれどころではなく…。
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そして、道をはずれます…。ムムム、道あるのかなぁ。
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ありました。
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そしてフジテック(エレベーターの)前に出て来ました。
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彦根市へ入ります。
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彦根の市章をいっぱい入れたデザイン。
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昔、松並木があったそうです。
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鳥居本の宿場です。
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鳥居本には「三赤」という3つの赤いものがあって、その中の1つ「赤玉神教丸」
を製造する有川家。
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今でも薬局のようです。
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「湖東焼」自然斎旧宅。自然斎とは、江戸時代の陶芸家。
実家が旅籠だったようです。
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本陣「寺村家」。
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脇本陣、問屋跡。
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鳥居本駅。古い建物です。
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三赤の1つ、合羽屋さん。看板がおしゃれです。
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交流館さんあか。
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鳥居本は合羽屋さんが多く、紙に柿渋を塗って乾燥させ、荏油を塗って防水し
たそうです。荏油とは、エゴマの油。柿渋が赤く見えるのかな。
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もう1つの三赤は、スイカ。鳥居本でスイカが穫れるとは。
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三赤レンジャー?
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ベンガラも赤いですね。
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鳥居本

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車を駐車した米原駅前は、昔湊があったそうです。
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鳥居本宿→

朝鮮通信使街道方面へ
鳥居本宿→

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