(紀伊内原)→善童子→愛徳山→九海士→(御坊)&道成寺 5.0km [熊野街道中辺路ゆっくり散歩・完歩]
熊野街道、今回は日帰りです。紀伊内原からのスタート。
街道まで、戻ります。
ため池の蓮。白い花なので、目立ちません。
一里塚跡。
和歌山も古い土地なので、たまに古墳があります。
善童子王子は、階段を上がった善童子(よいこ)神社の中にあるそうです。
階段を上がった…というだけで、パスw。
吉田八幡神社。神功皇后が三韓征伐の帰途、ここに仮の御所を設け、この地を
出立する時に9人の家来に船を一艘ずつ贈って都に帰った…という伝説から、
この周辺は九海士の里と呼ばれています。
その後九海士の里の海士の夫婦に子供ができないため、吉田八幡にお願いした
ところ、宮子という女の子を授かりました。ところが宮子には大きくなっても
髪の毛が生えず、海も荒れて不漁だったため、母親は前世の報いでそうなるの
だと自ら身を投げました。しかし海の底に観音様があるのを見つけ、拾って帰
って祈っていると、宮子に毛が生え始め、豊漁続きになりました。
「かみなが姫」と呼ばれるようになった宮子は、評判の美人になり、その髪を
くわえたツバメが都の藤原不比等の屋敷まで飛んで行き、彼を驚かせます。
不比等は宮子を養女にし、文武天皇の妃にしました。宮子は天皇にお願いして、
母が引き上げた観音様のために、道成寺を建てました…という物語の看板。
ここでその道成寺に寄ってみることにしました。途中の、清姫の蛇塚への道標。
清姫とは、熊野古道のそばに住んでいた名家の娘で、宿を借りた旅の僧侶、安
珍に一目惚れしてしまいます。帰りの逢瀬を誓った清姫でしたが、いつまで経
っても安珍は帰って来ません。調べると、安珍は約束を破って通り過ぎていま
した。怒った清姫は鬼女のようになって安珍を追いかけ、蛇となって日高川を
渡り、道成寺に逃げた彼に迫ります。安珍は鐘の中に隠れますが、清姫はその
鐘に巻き付いて、焼き殺してしまいます。という有名なお話…。怖っ!
道成寺。
私たちは、向かって右から入って来たのですが、これが正式な参道。
名物の釣鐘饅頭のお店が、道の両側にあります。
私はここに一度来たことがあり、安珍清姫の説法を聞いたのですが、早朝のせ
いか、その時とは打って変わった静けさでした。いつもは観光客だらけです。
これが海の中にあったとされる、観音様。
安珍と釣鐘を葬った安珍塚。
また街道に戻ります。(九)海士王子。
突然現れる、宮子姫の像。ちょっと不気味。
重力踏切。踏切を渡る時、重力が2倍に…なはずはなく、「しこりき」と読み
ます。
湯川子安神社。ちょうどお礼参り?の赤ちゃん連れが…。
今回はここでおしまいです。
御坊のマンホール。真ん中の花は、ハマボウだそうです。
御坊駅。
(御坊)→
街道まで、戻ります。
ため池の蓮。白い花なので、目立ちません。
一里塚跡。
和歌山も古い土地なので、たまに古墳があります。
善童子王子は、階段を上がった善童子(よいこ)神社の中にあるそうです。
階段を上がった…というだけで、パスw。
吉田八幡神社。神功皇后が三韓征伐の帰途、ここに仮の御所を設け、この地を
出立する時に9人の家来に船を一艘ずつ贈って都に帰った…という伝説から、
この周辺は九海士の里と呼ばれています。
その後九海士の里の海士の夫婦に子供ができないため、吉田八幡にお願いした
ところ、宮子という女の子を授かりました。ところが宮子には大きくなっても
髪の毛が生えず、海も荒れて不漁だったため、母親は前世の報いでそうなるの
だと自ら身を投げました。しかし海の底に観音様があるのを見つけ、拾って帰
って祈っていると、宮子に毛が生え始め、豊漁続きになりました。
「かみなが姫」と呼ばれるようになった宮子は、評判の美人になり、その髪を
くわえたツバメが都の藤原不比等の屋敷まで飛んで行き、彼を驚かせます。
不比等は宮子を養女にし、文武天皇の妃にしました。宮子は天皇にお願いして、
母が引き上げた観音様のために、道成寺を建てました…という物語の看板。
ここでその道成寺に寄ってみることにしました。途中の、清姫の蛇塚への道標。
清姫とは、熊野古道のそばに住んでいた名家の娘で、宿を借りた旅の僧侶、安
珍に一目惚れしてしまいます。帰りの逢瀬を誓った清姫でしたが、いつまで経
っても安珍は帰って来ません。調べると、安珍は約束を破って通り過ぎていま
した。怒った清姫は鬼女のようになって安珍を追いかけ、蛇となって日高川を
渡り、道成寺に逃げた彼に迫ります。安珍は鐘の中に隠れますが、清姫はその
鐘に巻き付いて、焼き殺してしまいます。という有名なお話…。怖っ!
道成寺。
私たちは、向かって右から入って来たのですが、これが正式な参道。
名物の釣鐘饅頭のお店が、道の両側にあります。
私はここに一度来たことがあり、安珍清姫の説法を聞いたのですが、早朝のせ
いか、その時とは打って変わった静けさでした。いつもは観光客だらけです。
これが海の中にあったとされる、観音様。
安珍と釣鐘を葬った安珍塚。
また街道に戻ります。(九)海士王子。
突然現れる、宮子姫の像。ちょっと不気味。
重力踏切。踏切を渡る時、重力が2倍に…なはずはなく、「しこりき」と読み
ます。
湯川子安神社。ちょうどお礼参り?の赤ちゃん連れが…。
今回はここでおしまいです。
御坊のマンホール。真ん中の花は、ハマボウだそうです。
御坊駅。
(御坊)→
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