メモリーズ 追憶の剣＆信長協奏曲＆ブラッド・ダイヤモンド＆リリーのすべて

「メモリーズ 追憶の剣」。
イ・ビョンホン主演のワイヤーアクション映画です。
高麗王朝末期、最強の名をほしいままにする3人の剣士ユベク、ウォルソ、プンチョンは、
世の中に変革を求めるべく反乱を企てます。しかしユベクの裏切りで反乱は失敗し、ウォ
ルソは死んだプンチョンの子供を連れて行方不明に…。18年後、武術大会でウォルソと
同じ剣の使い方をする少女を見つけたユベクは…。


ホンイ役のキム・ゴウンが主人公かと思いましたが、まったく違って、ユベクとウォルソ
の愛の物語でした。チャン・イーモウ監督のような映画の造りで、芸術性と武術を融合し
た感じでしたが、私的にはワイヤーアクションがない方が上質の作品に仕上がった気がし
ます。深刻なお話なのに、笑ってしまうので。











「信長協奏曲」。
2014年にTVでドラマ化していて、結構気に入って見ていて、中途半端で最終回になり、
「えっ、映画館へ行けって？」と怒りｗに燃えた作品の1つです。今までゴマンとあった
この手の方式を、まだ使うか！という感じでしたが、一応気になるのでレンタルして来ま
した。


内容は、想像通りわざわざ映画にするほどでもなかったですが、なんとなく許せるのは、
小栗君の雰囲気かなぁ。この人が主演をやると、どことなく全体が落ち着くというかその
場を小栗ワールドにするというか、飛び抜けて腕のある俳優さんじゃないけど不思議です。
絶頂期のキムタクみたいな感じ？　いやいやあれほど雰囲気重視でもないしなぁ。











「ブラッド・ダイヤモンド」。
レオ様主演、ちょっと前の映画です。ダイヤの密売人であるダニーは、 巨大なピンク・
ダイヤを隠し持つソロモンと知り合います。 一方ジャーナリストのマディーは、 反政府
組織「RUF」の資金源となっているブラッド・ダイヤモンドの真相を探っていました。


イスラムや南米とかの事情に疎いですが（かと言って、欧米やアジアのことを知っている
わけでもないのですが）、アフリカというとさらにわからなくなりますねぇ。現地の方は
それほど好戦的でもなく淡々と生活しているだけなのに、欧米の利権や情勢に振り回され
内戦や難民が減ることはありません。こういう状態が、ずっと続くのかなぁと考えさせら
れる映画でした。アメリカ映画にしては、ラブシーンがまったくないのも珍しいです。











「リリーのすべて」。
デンマークの風景画家アイナーは、妻で肖像画家ゲルダの悪戯心から女装をほどこされ、
リリーという名前でパーティーに出かけます。それがきっかけでもともと隠していた女
性の部分が表に現れ、絵が描けなくなってしまいます。


これは実際にあったお話なんですねぇ。当時は知識がなかったとはいえ、ホルモンバラ
ンスを整えるために、放射線を当てるなんてびっくりです。

エディ・レッドメインが、リリー役を熱演しています。
「エリザベス:ゴールデン・エイジ」、「ブーリン家の姉妹」、「レ・ミゼラブル」そし
て「博士と彼女のセオリー」。彼は、どんな役でもこなしますね。
華奢なので、悪役とかマーベルものは無理かもしれませんが…。