栃原→（川添） 5.0km

昨年のクリスマスの連休に、熊野古道伊勢路を歩いて来ました。
本来は那智から本宮に向かう大雲取越、小雲取越あたりを歩いているはずですが、土砂
崩れの迂回路を歩くかどうか悩んで、伊勢路へ変更しました。

栃原駅です。


まずは、車を置いた今回のゴールの道の駅で買った名物「ないしょ餅」を駅で食べます。


名物というと買ってしまいますが、おはぎの蓬バージョンでした。
熊野川の「かあちゃんの店」の「なべ餅」に似てます。
　

スタート地点の街道。




伊勢路は結構熱心に街道を推していて、分岐点には旗が立っていたりします。


馬鹿曲への道。馬鹿曲というのは、不動谷を通る道が難所でカーブが多かったことから
こう呼ばれたものです。「こっちが古道です」という案内があったものの、


これ、道？　道が切れてるなぁ。ちょっと悩んでしまい、断念しました。
その道で正解だったので、次回また歩くことにします。


赤い道が馬鹿曲の街道。私たちは、青い道を通りました。


山の神、皇大神宮、津島天王、庚申。


猿木坂。








広場のような場所に出ました。


眼鏡橋。明治40年に建設され、2つあったアーチの1つは鉄道敷設のため埋まっていま
す。雰囲気のある橋でした。


このフェンスを出て、猪の縄張りに入りますｗ。


殿様井戸。殿様が鷹狩りに来た際、涼しくて必ず休憩した井戸。長居したため、旅人た
ちは困ったそうです。


石ゴロゴロで、ちょっと歩きにくいですね。




伊勢茶畑とススキのコントラストがきれい。


「行き倒れ墓碑」とあったので街道かと思いましたが、道がありませんでした。
佐州の文造さんの墓碑だけがあるようです。熊野街道では行き倒れた方も多かったとか。


旧旅館阿波屋跡。


鬼瓦には、七福神がいます。



「赤」が私たちが歩いた道、「緑」が正解のルートです。

（馬鹿曲）→