ハウス・オブ・カード5 62〜65話

「ハウス・オブ・カード」の第5シーズンの続きです。

「62話」「63話」。
ロメロはジャッキー・シャープを証人として下院の調査委員会に召喚し、フランクの意を
受けたアッシャーの説得にも応じません。フランクは、アッシャーの忠誠を疑い始ます。
ロメロはさらにウォーカー前大統領を召喚し、中国からの違法な政治資金について証言さ
せます。デイビスはシリアで毒ガス攻撃が起こる予定であることを、アンダーウッド夫妻
に知らせます。攻撃後のことをキャサリン・デュラントに指示しますが、なぜ攻撃を防が
ないのかと疑問に思ったキャサリンは、デイビスに夫妻の説得を頼みます。
ワシントンに戻ったマカランは、密かにハーヴェイに会います。その後マカランは殺され、
暗号化されたメールがハーヴェイに届きます。


アッシャーとデイビスという、狐と狸の化かし合い的な人物が登場して以来、いろいろや
やこしい事になっています。その辺の成り行きを政治の闇としてぼやかしてしまうので、
すっきりしない気持ちが残りますね。以前はフランクがもっとあくどく立ち回ってメイン
だったのに、側近の方に焦点が当たっています。

「64話」「65話」。
下院の委員会は、大統領選の疑惑を調べるためデュラントを召喚します。フランクは彼女
を説得することができず、階段から突き落として証言を阻止します。ハマーシュミットは
ジェフリーと交際している部下を通じて偽情報を流します。彼がゾーイ・バーンズ殺害は、
フランクとダグによるものだと疑っていると伝えたのです。アンダーウッド夫妻は罪をダ
グになすりつけようと、食事会に招いて頼みます。イェイツは、ゾーイとルッソ殺人に触
れた夫妻についての本を出版しようとします。クレアは、イェイツを呼び出し毒殺します。


今まで比較的クリーンだったクレアが、悪の限りを尽くします。フランクは相変わらずで、
ダグとともに殺人トリオ結成です。ここまですると、ちょっと現実離れし過ぎて悪ふざけ
感が出ますね。ケヴィン・スペイシーなき後のシーズン6は、どうなるのかなぁ。