太陽を抱く月 恋のさざなみ、ふたつの月、運命のいたずら、愛の行方、涙にかすむ月、消された過去、悲しい再会、かすかな記憶

友達に紹介された韓流ドラマです。ウォーキングマシンで映像を見ながら毎日30分
歩くのですが、韓流ドラマが一番気軽に見ることができてついつい選んでしまいます。
映画だと3回ぐらいに切れてしまいますし、シリアスなドラマだと「あれ？ 今何て言
った？」と見逃してしまうことがあります。韓流はわかりやすい！

「恋のさざなみ」「ふたつの月」。
朝鮮王朝・成祖の治世下。大妃ユン氏は自身の甥である重臣ユン・デヒョンに、王の
異母弟ウィソン君殺しを命じます。殺気を感じてその場に駆けつけた巫女アリは、現
場を見てしまい追われます。崖から落ち倒れたところに、弘文館大提学ホ・ヨンジェ
の妻シン氏が通りかかります。決死の覚悟で匿ってくれたシン氏に恩を感じたアリは、
お腹の娘を必ず守ると約束します。結局アリは捕らえられ、同僚のチャン・ノギョン
に赤ん坊のことを託し処刑されます。生まれた娘が、ヨヌでした。


陽明君役のイ・ミノは、「屋根裏のプリンス」で王様の部下をやっていましたね。
子役出身の彼は、この後イ・テリと改名し、どんどん大人っぽくなっています。

「運命のいたずら」「愛の行方」。
ミナ王女の学友に選ばれたヨヌとポギョンは、宮殿へ入ります。ミナ王女は２人に会
うなり大好きなヨムの妹であるヨヌにべったりで、ポギョンはおもしろくありません。
ポギョンを世子の結婚相手にして宮廷を牛耳ろうと企む大妃は、国の巫女国巫のノギ
ョンに「ヨヌとポギョンのどちらが王妃になる運命か」と問います。ノギョンには、
「王妃の相を持つが王妃になれない運命のヨヌ、王妃の相ではないが王妃になる運命
のポギョン」が見えていました。そして不吉な死の影も…。


「涙にかすむ月」「消された過去」。
ホ・ヨヌは宮殿に移り世子嬪としての修行を始めますが、大妃の命令でノギョンが心
ならずも行った邪術の儀式によって、原因不明の病に冒されてしまいます。伝染病の
可能性もあるとして、ユン一族をはじめとする重臣たちは世子嬪の宮殿からの追放を
一斉に訴え始めます。ノギョンは実家に戻ったヨヌを訪ね、「この病は神病で、死ん
でも苦しみから逃れられない。この薬湯を飲ませば、命は亡くしても苦しみからは逃
れられる。」と父親に告げます。


恐ろしいほど演技力のある子役2人。前半の山場ですね。もう登場しないのは淋しい
ですが、大人になった時の役者さん2人が、負けないように頑張って欲しいです。

「悲しい再会」「かすかな記憶」。
ユン一派の画策もあり、病の養生という名目で温陽という村へやってきた王。彼の行
列を一目見ようと集まった人々の中に、数年来交流がなかった陽明君や、成長したヨ
ヌの姿がありました。そして王の姿をとらえたヨヌの目からは、なぜか涙が溢れ出ま
す。列の反対側からそれに気づいた陽明君は、すぐさま後を追いかけますが見失って
しまいます。村内にきれいな姿の村人しかいないことに気づいた王は、ウンを連れて
行宮を抜け出します。


ヨヌが、知的な感じがなくなってしまったのが残念ですね。陽明君やヨヌの兄さんも、
すっかり雰囲気が変わってしまいました。同じキャストじゃ、ダメだったのかなぁ。