太陽を抱く月 断ち切れぬ想い、心揺さぶる文、許されぬ縁、切なき恋心、ただひとつの望み、天変の時、深まる謎、真実に落ちる涙

「太陽を抱く月」の続きです。

「断ち切れぬ想い」「心揺さぶる文」。
王の苦痛を癒すため、『人間札』となり宮殿に上がるヨヌ。ところが厄受けの最中に
王が目を覚まし、姿を見られその上体に触れていたこともわかって大騒ぎになります。
ヨヌは牢に閉じ込められ、処罰を待ちことに…。陽明君は、さらわれた巫女を捜して
いました。「教授が捕まえた」という暴漢の言葉を糸口に、観象監の命課学教授デギ
ルを問い詰めますが口を割らず、途方に暮れてしまいます。


「許されぬ縁」「切なき恋心」。
王は呼びつけたヨヌを詰問し、彼女が死んだヨヌではないかという疑問を必死に確か
めようとします。王に惹かれ始めたヨヌは、これ以上深入りしてはいけないと星宿庁
を去りたいとノギョンに告げます。王は先代王成祖に仕え、ヨヌが死んだ当時を知る
前尚膳内官を訪ねます。居留守を使われたものの、急いで出仕することを命令して宮
殿に戻る途中、陽明君の元に身を寄せていたチャンシルの荷物を持ったヨヌに出会い
ます。流れのまま、広場で上演中の人形劇を見た二人。その姿を陽明君が見てしまい
ます。


チャンシルに持って行った髪飾りが入った荷物はどうしたのかとか、陽明君は星宿庁
と王宮の間になぜ突然出没するのかとか、突っ込み所は満載ですが、しばらく見守る
ことにしましょうｗ。

「ただひとつの望み」「天変の時」。
ついに迎えた、王と王妃の営みの日。しかし王は突如胸を押さえ苦しみ始め、失神し
ます。ちょうどその時星宿庁の庭では、陽明君がヨヌに愛の告白をしていました。
王が倒れたのは誰かが呪詛したのではないかという疑いが囁かれ、それは「嫉妬から
王を呪ったのは厄受けの巫女だ」という事にされてしまいます。捕らえられたヨヌは、
激しい拷問を受けることになりますが、当日のアリバイ証明になる陽明君の名前を最
後まで出しません。


「深まる謎」「真実に落ちる涙」。
ついに過去の記憶が甦ったヨヌ。活人署へ送られる前、ソルにこれまでの経緯を尋ね
ますが、数々の矛盾点が浮き彫りとなり頭を悩まします。ヨヌに頼まれたソルは、8
年前の件について、かつて彼女の教育係を務めたノ尚宮を訪ね、ヨヌが病に倒れた晩
ミナ王女が来たが何もせず帰ったと知ります。その後真相究明にあたるギュテもノ尚
宮宅を訪れますが、すでにユン・デヒョン一派の刺客に殺された後でした。その後、
ヨヌとソルが、父であるホ・ヨンジェの墓参りに訪れると、そこへ母と兄、ミナ王女
がやって来ます。