王は愛する 第16〜第23回

「王は愛する」の続きです。

「第16回」「第17回」。
元の使節を欺して、ウォンたちは貢女の書類を焼くことに成功しました。今回
は貢女を連れて帰らないという事で、しばらく牢で辛抱すればサンは放免され
るはずでした。しかし途中ヨンベクの財産を世子に渡すまいする王の命令で、
御所へと連れ去られてしまいます。ソン・インら家臣は「世子は王になるのに
必要な3つのうち、2つを手に入れた」という噂を王の耳に入れ、謀反を疑わせ
たのです。2つとは、ヨンベクの財産と世子妃になるダンのワン・ヨン家です。
ついに王は、廃世子の書類を作るように命じます。


「第18回」「第19回」。
父の治療のために大食（テシク）国へ行くと言うサン。だが彼女を引きとめた
いウォンは、サンの母が殺された事件を調べ直して敵を討たないかと言います。
リンは、その事件に兄のジョンが関わっていることから罪の意識を感じ、ウォ
ンにも打ち明けられず悩んでいました。一方サンは大食国へ行く準備が終わる
10日間を使って、1人で母の復讐を果たそうと決意します。またダンを世子妃
にしたくない王妃も、ワン・ヨン家の弱点を探し事実にたどり着きます。


「第20回」「第21回」。
サンの気持ちをビヨンから聞いたヨンベクは、ワン・ヨンを訪ねてリンと娘の
婚姻を申し込みます。そしてすぐ王妃に許可を得るため、王宮へ向かいます。
王宮にはブヨンが紛れ込んでいて、謁見を待つヨンベクに覚醒香を焚き、病気
のため苦しみ出した彼から薬を取り上げてしまいます。リンはソン・インの手
下ムソクに呼ばれて江洋君が住む屋敷を訪ね、狂人になった従兄弟を目にしま
す。ソン・インは王妃から菓子が届いた後にこうなったと言い、手段を選ばな
い王妃の恐ろしさをリンに話します。そして今ヨンベクが王妃に謁見を申し出
ていることも…。リンは慌てて王宮へ急ぎます。


「第22回」「第23回」。
ヨンベクの葬儀中に襲われそうになったリンとサンは、こっそり逃げ出します。
山中で休みながら、サンは亡くなったヨンベクに「リンは船に乗るまでお供を
してくれる方」と報告します。リンは「一緒に船に乗り、末永く人生を共にす
るつもりです」と答え、「お父様は婚姻を望んでいらっしゃいました」と告げ
ます。黙るサン。二人を追って来たムソクはやっと追いつき、リンに王とソン
・インの所へ戻らないとサンに危害を加えると脅します。


二人の間を行ったり来たりするサンですが、このあたりまで来るとリンが好き
なのかと思っていました。違うの？