大仏鉄道遺構巡り 京都＆奈良 13.0km

これは緊急事態宣言が出る前の記事です。リアルタイムではありません。

奈良の大仏鉄道の遺構巡りに行きました。以前京都と奈良の大和街道を通った時、「国
境食堂」の前に看板があって歩いてみたかったのです。


「大仏鉄道」とは、明治時代の鉄道会社「関西鉄道」の加茂と奈良を最短距離で結んだ
路線の事です。明治31年（1898年）加茂駅から大仏駅（現在の奈良駅北1.1km）の区
間が開通し翌年には奈良駅まで延伸しましたが、起伏の多い路線だったため現在のJR関
西本線が開通すると明治40年廃線になりました。たった9年走っただけの鉄道です。

JR加茂駅から出発します。




SLを保存しています。


この辺りで、「歴史を感じるコース2.1km」と「田園風景を楽しむコース1.8km」に道
が分岐します。「歴史を感じるコース」を歩いてみました。










竹林が多いですね。さすが筍の里。


手前の石積が観音寺橋台です。向こう側は現役の関西本線。






観音寺小橋台。




鹿背山橋台。




梶ヶ谷隧道。






赤橋。




梅谷区公民館。


ここから新興住宅地に入り、あたりは一変きれいな住宅ばかりに…。
お城のような建物は、木津川市の上水道貯水池。タツタタワーと言うのだそうです。
木津川市って、ものすごくお金持ちなんですね。


ここでお昼を食べました。こじゃれたお店ばかり。
鹿川隧道は、


ここの下です。めんどくさかったので、下には降りず…。


黒髪山トンネル跡は、このあたり。


ここが木津川市と奈良市の境。つまり京都府と奈良県の県境です。
途端に、道路や歩道が汚くなりますｗ。奈良って、貧乏なんだなぁ。


大仏鉄道というのに、奈良に入ると遺構はありません。


お菓子屋さんの角を曲がります。


旧大仏駅。記念公園がちょっとあるだけ。






JR奈良駅前で、今回は終わりです。


モスカフェで、シェイクを飲んで終了しました。