ホワイト・ホット: アバクロンビー&フィッチの盛衰＆ラブ&モンスターズ＆アダム&アダム＆グレイマン

Netflixの映画を観ました。「＆」の映画が多く、謀ったように＆の羅列に…。

「ホワイト・ホット: アバクロンビー&フィッチの盛衰」。
90年代後半から2000年代前半、魅力あふれるモデル、高鳴るダンスビート、
刺激的な香りでショッピングモールを席巻したアバクロンビー&フィッチ。
広く熱烈な支持を得るなか、排他的なブランド戦略と差別的な人材雇用の実
態が明るみに出ると、アメリカの若者を象徴するブランドイメージが崩れて
いきます。白人層に魅力的なブランドが、全米で最も嫌われるブランドにな
るまでのドキュメント。


経営者が白人至上主義になって選別を行うと、グループが同性愛的傾向にな
るというのはおもしろかったです。だって美しい男の子の集まりですからね。

「ラブ&モンスターズ」。
地上は巨大化した生物に支配され、絶滅の危機に陥った人類は地下での生活
を余儀なくされています。生存者の1人であるジョエルは、パニックの中で
生き別れた恋人エイミーが生きていることを無線を通じて知り、彼女に会い
に行くことを決意します。130km離れた場所にあるコロニーを目指し、犬
やロボット、同じく生存している人々と出会いながら、怪物を倒しながらた
どり着いた先には…。


これ、お勧めです。ヘタレのジョエルが成長していく青春ドラマ。途中で挿
入歌として「スタンド・バイ・ミー」が流れたりして、グッときます。










「アダム＆アダム」。
2050年、タイムトラベルの技術が進み時間が管理される現状を打破するた
めに、また2018年で行方不明になった妻を捜すためにパイロットのアダム・
リードは戦闘機を盗み2018年の世界を目指します。しかしトラブルから20
22年に不時着したアダムは、そこで子供の頃の自分に出会います。12才の
アダムは父親を亡くしたばかりで、いじめられっ子で母親に迷惑ばかりかけ
ていました。


父親との関係を通して、大人のアダムと子供のアダムがお互いを癒し、家族
が再生されていくお話でほっこりします。子供のアダムがかわいい♪

「グレイマン」。
通称「グレイマン（見えない男）」と呼ばれる優秀なCIAの工作員コート・
ジェントリーは、ある日組織の超重要機密を知ってしまったことから命を狙
われるはめになります。非情な工作員のロイド・ハンセンはコートに賞金を
かけ、あらゆる手段を使って殺害しようとしますが…。


「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングがメチャクチャかっこよくて、
アクションも凄いです。彼をボディガードにしたら、何でも助けてくれそう
ですｗ。超悪役のロイド・ハンセンを「キャプテン・アメリカ」のクリス・
エバンスが演じているのですが、お顔が端正過ぎて悪人らしくありません。
気品があるのですよね、何だか…。彼にとっては役者の幅を拡げる上では、
不幸かもしれませんね。